親が亡くなったら、大きな喪失感とともに訪れるのが、大量の手続きです。
悲しんでいる間もないくらい、多くの手続きをすぐに行う必要があります。
その手続きの数は100を超えるとも。
私自身、祖母が亡くなった際に多忙な両親に代わりさまざまな手続きをしました。
聞きなれない単語や、大量の書類、短時間で決めないといけないことなどがたくさんあり、かなり混乱した状態で手続きを行った思い出があります。
親が亡くなってパニックになっているところに、そんな手続き冷静にできないし考えたくもない。
しかし葬儀や相続など、人が亡くなるということは大金が動く事柄でもあるんです。
これらのやり方を知らなければ、ああすればよかった、といった後悔が生まれたり、かなりの額を損してしまう、もしくは親の借金を抱えてしまうということもありえます。
実際私は祖母の葬儀で後悔していることがあります。
そのようなことがないようにするために、親が亡くなった場合の手続きをまとめてみました。
読んでいただければ、親に万が一のことがあったとしても慌てずしっかりと手続きを踏めるようになりますので、最後までお付き合いください。
親が亡くなったらすぐにする事まとめ
親が亡くなってパニックになってしまう方も多いと思います。
慣れない手続きに追われて、後々になって困ってしまうことも。
ここでは、亡くなったらすぐにすべきことをお伝えしていきます。
死亡診断書を受け取る
親が亡くなったら、医師から死亡診断書を受け取ります。
料金は病院によってちがいますが、大体5,000円程度。
この死亡診断書がないと、火葬や埋葬ができなくなってしまいます
これから行うさまざまな手続きにも必要となるので、絶対になくさないでください。
受け取ったらすぐに複数枚コピーを取っておきましょう。
死亡届と埋火葬許可申請をする
死亡診断書を受け取ったら次にすることは、死亡届と埋火葬許可申請を行うことです。
この2つは同時に手続きするもので、提出期限は7日以内です。
しかし、埋火葬許可証がないと埋葬・火葬を行うことができません。
実際は葬儀前に済ませておかなければならない手続きです。
死亡診断書は、死亡届とセットになっていますので、受け取り後速やかに、死亡届に必要事項を記載しておきましょう。
そうすると役所で必要事項がわからず困った!ということがないですね。
提出先は、以下の3つのいずれかの市役所、区役所、または町村役場です。
- 亡くなった方の死亡地
- 亡くなった方の本籍地
- 届出人の所在地
死亡届は休日や夜間でも提出が可能ですが、埋火葬許可申請は役所の開庁している時間にしか行えないので、開庁時間に提出するようにしてください。
家族・知人へ訃報の連絡を入れる
訃報の連絡は、できる限り当日中に行いましょう。
親戚や家族には電話で伝えるのが一般的です。
知人・関係者へはできる限り電話でしたいところですが、メールの連絡でも問題ないでしょう。
訃報連絡の詳細は以下の記事で紹介しています↓
菩提寺へ連絡する
亡くなったらすぐに菩提寺へ連絡し、枕経(まくらきょう、まくらぎょう)を依頼します。
枕経とは、臨終を迎える方のために行う仏教儀式の一つで、枕元であげられるお経のことです
枕経を行うタイミングは、臨終を迎える時もしくは臨終後ご遺体を布団に安置後に、なるべく早く行う儀式です。
枕経で呼んだ際に、葬儀などを催すための日時を相談するとこの後の葬儀社の決定の際にもスムーズです。
枕経を行なわない場合は、電話連絡をして菩提寺の予定を聞き、葬儀の日程の候補を伝えましょう。
親が亡くなったら確認すべきこと
これは私の実体験でも学んだマスト事項です。
亡くなった方を見送ったあとで後悔してほしくないので、必ず確認するようにしてください。
エンディングノートがないかどうか
エンディングノートには手続きをすすめるにあたって、必要なことがたくさん書いてあります。
葬儀の希望や、相続財産のこと、通帳などのありか、生命保険やネット銀行のことなど。
相続がやっと全部終わったと思ったら、タンスからぽろっと見たことのない通帳がまた出てきた、なんてことになったら大変です。
どうしていろいろなところに隠すのかな、と亡くなった親のことが少し憎らしくなるくらいです。
その点、エンディングノートがきちんと用意されていれば、遺族にとっても亡くなった方のことをよく知ることができ、相続についてもスムーズに進められます。
突然ですが、私の家のお金や保険はすべて私が管理しています。
そんな方、結構多いんじゃないでしょうか。
旦那さんはお金のことは何もしらない、保険も何に入っているかも分からない、という方。
30代の私ですが、私に万が一のことがあって家族がお金や保険のことで困ることは避けたい。
なので、まだお金や資産関係のことしか書き込んでいないですが、エンディングノートを用意しています。
まだ生きている親にエンディングノートを書いて、とは言いづらいものですが、意外と書いてみると面白い項目もいろいろあります。
自分も書いてみるから、と言って親にも勧めるのもありかもしれません。
エンディングノートについては詳細に紹介している記事があります↓
無料のエンディングノートについての記事はこちら↓
遺言書がないかどうか
遺言書が残されていないかは必ず確認しましょう。
一般的な遺言書の種類は3種類。
- 自筆証書遺言
- 公正証書遺言
- 秘密証書遺言
自筆証書遺言の場合は自宅の机や棚、引き出しなどに保管されているケースが多数です。
貸金庫に保管されている場合もあります。
公正証書遺言の場合、公証役場に行けば遺言書を検索してもらえますので、確認しましょう。
公正証書遺言ではない遺言書が見つかった場合は、家庭裁判所による検認が必要です。
必要書類も多いので大変ですが頑張ってください。
葬儀の決め方と注意点
埋火葬許可申請が完了したら、次は葬儀社を決めます。
通夜は通常亡くなった日の翌日に行うので、早急に決める必要があります。
ここで注意してほしいのが、亡くなった方の葬儀に関する希望がないかどうかの確認。
事前に葬儀について聞いている人がいないか、家族に確認をしたり、エンディングノートに記載がないか見たりしてください。
私の祖母が亡くなったときに、葬儀後にエンディングノートが見つかり、こんなことが書いてありました。
「葬儀には〇〇さんを呼んでほしい、電話番号は〇〇」
家族はその〇〇さんを誰も知らず、葬儀には呼んでいませんでした。
申し訳ないことをしたな、ととても悲しくなりました。
もしくは家族にひっそりと葬儀社を生前予約している可能性もあります。
こんな悲しい思いをしないためにも、亡くなった方の葬儀の希望は必ずチェックしてから葬儀を決めるようにしましょう。
葬儀社を選ぶポイント
葬儀社は以下のポイントに絞って決めてください。
- 担当者が誠実か
- 見積もりをきちんと出してくれるか
- 亡くなった方の葬儀の希望を叶えられるか
- 呼ぶ人数と葬儀会場がマッチしているか
葬儀社のプランはさまざまなものがあり、わかりにくいですよね。
セット〇万円!と低価格をうたっていても、実際に葬儀をしてみるとオプション代が高額だった、ということもあります。
そのため、できれば比較するためにも複数社から見積もりを取って、定額プランにオプションを付けたらどうなるか、など疑問点は必ず質問するようにしましょう。
「お金のことを質問するのはちょっと」と思っていてはだめ。
送られる人も、送り出す人もどちらも気持ちよく葬儀をするために必要なことですので、しっかり質問してくださいね。
また、その際に担当者が質問に対して明確に誠実に回答してくれるかはかなり大切なポイント。
担当者の対応がずさんだと、思ったような葬儀にならない可能性があるので、値段だけにとらわれずに決めるようにしてください。
病院から紹介された葬儀社ってどう?
病院で亡くなった方の場合、病院から葬儀社を紹介されるかもしれません。
検討候補に入れるのは問題ありませんが、高額な葬儀社の可能性もあるので注意してください。
病院からの紹介だから安心でしょ
そんなことはありません、よく考えずに契約するのは危険です。
また、葬儀会社に見積もりを依頼すると、「いま契約すると安い」などと言われて契約を急がせてくるケースがあります。
お得ならと安易に決めてしまわず、一旦見積もりをじっくり見て検討する時間を設けるのが無難です。
焦って契約してしまうと、後々トラブルになってしまうこともありますので注意してください。
このように、葬儀会社を決めるのは短時間でかなりの神経を使う手続きになります。
親の病気で余命が宣告されていたり、高齢でいつ亡くなるか不安、という場合は葬儀社の生前予約を行うことをおすすめします。
例えば夜に亡くなると、葬儀社を決める時間が短くて焦って決めてしまいそうですよね。
私の祖母は夜に亡くなったのですが、葬儀社は生前予約を行っていたので葬儀社を決める必要がなく、通夜を翌日に行うことができました。
本人も一緒に行って決めたのですが、ここがいい!と張り切って決めていたので、一緒に決められてよかったなと思っています。
その後すぐに自分で遺影を撮影しに行っていて、すごく素敵な遺影もできあがっていました。
本人の希望する葬儀社で、綺麗に撮った遺影での葬儀だったので、家族も安心して送り出すことができましたよ
葬儀内容を決める
お通夜・葬儀・告別式の日程と内容を、葬儀社のスタッフと話し合って決めます。
「え?お花はこれだけ?指定していた色と違う!」といったようなトラブルにならないためにも、葬儀内容についてはきっちり話し合うことが大切です。
ここで喪主は誰がするのか、受付はどうするかなどの役割も、決めていきます。
喪主をする方の優先順位は以下の通りです。
- 遺言書で指名された方
- 故人の配偶者
- 故人の男性の子供
- 故人の女性の子供
- 故人の親
- 故人の親類
葬儀の内容は事前に亡くなった方の希望と遺族のイメージをしっかりもって話し合ってください。
葬儀内容を決める前に家族で話し合っておくとスムーズなポイントはこちらです。
- 葬儀形式(一般葬か家族葬かなど)
- 予算
- 喪主は誰がするか
- 受付は誰がするか
- 参列者の人数
- お経を読んでもらう僧侶
葬儀で読経をしていただく僧侶は基本的には菩提寺に依頼します。
ですが、「住まいが菩提寺から遠く離れてしまった」、「菩提寺がどこなのかわからない」など自分で僧侶の手配が難しい場合もあります。
その際には葬儀を委託する葬儀社に相談してください。
相談の際には家庭の宗教・宗派に関しては事前に確認する必要があります。
自分たちは知らなくても親族は知っているケースもあるかもしれないので、訃報連絡の際に聞いておくといいでしょう。
ちなみに今は僧侶の派遣サービスもありますので、検討してみてください。
役所でする手続き一覧
葬儀が終わると、次に待っているのは大量の書類手続きです。
事前に行う手続きや必要書類を知っておくとスムーズですよ。
まず役所でする手続きをご紹介します。
同じ場所で手続きできることは、一度に済ませてしまいたいので、しっかり確認して手続きに行くようにしてくださいね。
市区町村役場
市町村役場は、行う手続きが最も多い場所です。
他の手続場所で必要な書類も、あらかじめ確認して取り寄せておきましょう。
手続き内容 | 期限 | 必要書類 |
介護保険資格喪失届 | 14日以内 | 介護保険証 |
世帯主の変更届 (亡くなった方が世帯主の場合) | 14日以内
| |
住民票の抹消届 | 14日以内 | |
葬祭料・家族葬祭料請求 (亡くなった方が国民健康保険に加入している場合) | 葬儀から2年以内 | 健康保険証 葬儀費用の領収書 |
高額医療費の還付申請 (亡くなった方が国民健康保険に加入している場合) | 医療費支払いから2年以内 | 医療費の明細書 |
高額医療費については、退院時に病院へ確認しておくとスムーズですね。
年金事務所
遺族年金は申請してから受け取るまで結構な時間がかかるので、早めに申請したほうがいいでしょう。
手続き内容 | 期限 | 必要書類 |
年金受給停止 | 国民年金の場合は14日以内 | 年金証書・除籍謄本 |
国民年金の死亡一時金請求※ | 2年以内 | 死亡した人と申請者の関係がわかる戸籍謄本など |
遺族年金の請求
| 5年以内 | 年金手帳 戸籍謄本 世帯全員分の住民票の写し 亡くなった人の住民票の除票 請求者の収入を確認できる書類 子どもの収入を確認できる書類 死亡診断書のコピー 振込先の通帳 印鑑 |
※国民年金の死亡一時金:国民年金の第1被保険者として国民年金を一定期間以上納め、老齢基礎年金や障害基礎年金のどちらも受け取らないまま亡くなった場合に遺族に支給される一時金です。
手続書類が多すぎて驚きませんか。
私は驚きました。
書類を忘れてまた出直しにならないように気をつけてくださいね。
加入している健康保険組合・協会けんぽ
加入している健康保険によって、手続き場所が異なります。
手続き内容 | 期限 | 必要書類 |
埋葬料請求 (亡くなった方が国民保険以外の健康保険・協会けんぽに加入している場合) | 2年以内 | 健康保険埋葬料支給申請書 健康保険所 死亡診断書(コピー可) 葬儀費用の領収書 |
家族埋葬料 (亡くなった方が健康保険・協会けんぽに加入している人の扶養家族の場合) | 2年以内 | 健康保険埋葬料支給申請書 健康保険所 死亡診断書(コピー可) 葬儀費用の領収書 |
高額医療費の還付申請 (亡くなった方が国民保険以外の健康保険・協会けんぽに加入している場合) | 医療費支払いから2年以内 | 医療費の明細書 |
ここで葬儀費用の明細が必要になります。
葬儀が終わったから〜と捨てたりしないようにしてくださいね。
その他
ようやく役所でやる手続きは以下で終わりです。
手続き内容 | 手続き場所 | 期限 |
雇用保険受給資格者証の返還 (亡くなった方が雇用保険を受給していた場合) | 雇用保険を受給していたハローワーク | 1カ月以内
|
所得税準確定申告・納税 (亡くなった方が自営業または年収2,000万以上の給与所得者の場合) | 管轄の税務署 | 4ヶ月以内 |
相続税の申告・納税 (相続財産が基礎控除額以上の場合) | 管轄の税務署 | 死亡日の翌日から10ヶ月以内 |
申請しないと受け取ることができないお金もあります。
誰も教えてくれないので、自分できちんと調べて申請しないと何万円も損した!なんてことになりかねません。
また、相続税について、遺産総額が相続税の「基礎控除」を超えると相続税の申告と納税が必要です。
基礎控除は「3000万円+法定相続人数×600万円」です。
相続税についてよく知らずに申告していなければ、脱税行為とみなされ、最悪の場合は刑事罰になってしまいますので注意してください。
相続手続・生命保険・名義変更について
最もみなさんが敬遠されるのはこれらの手続きではないでしょうか。
ですが、これらの手続きは放っておくと危険です。
特に、相続放棄をしたい場合の期限は3か月。
お葬式や初七日、四十九日を済ませていたらあっという間に3か月は経過してしまいます。
知らぬ間にこの期間を経過してしまったら、親がかけていた多額の借金を背負う羽目になるかもしれません。
そうならないためにも、相続財産の確認は早めに行っていくのがベターです。
相続手続について
相続手続きについての詳細は以下の通りです。
手続き内容 | 手続き場所 | 期限 | 必要書類 |
遺言書の検認 (遺言書が公正証書でない場合) | 被相続人の居住地の家庭裁判所 | 遺言者の出生時から亡くなるまでのすべての戸籍謄本類 相続人全員の戸籍謄本 | |
不動産・預貯金・株式の名義変更 | 相続確定後 | ||
自動車所有権の移転 | 陸運支局 | 相続から15日以内 | 亡くなった方の除籍謄本 相続人の印鑑登録証明書 遺産分割協議書または遺言書 車検証 自動車税申告書 車庫証明書(車の保管場所が変わる場合) |
相続放棄 (相続財産をすべて放棄する場合) | 3ヶ月以内 |
相続財産を放棄する場合は3ヶ月以内なので、相続に関することは早めに終わらせるのがいいですよ。
相続について注意点
相続について注意してほしい点が2つあります。
まずひとつめに、相続で最もトラブルになる「家や土地の評価」です。
現金・預貯金・生命保険などは、金額が明確なため分けやすいのですが、家や土地は、評価額によって大きく相続額が変わります。
現金で財産分与されている兄のほうがトータルでみるとかなり財産を受け取っている
なんてこともあり得ます。
そのため家や土地が相続財産に含まれている場合は、家・土地の評価をしっかり調査したうえで、相続人で話し合ってください。
ふたつめに、忘れがちなネット銀行・ネット証券です。
ネット銀行やネット証券は通帳・書類が発行されないので、財産であることが見逃されがちです。
相続後にネット銀行があることがわかったら、その分の相続はやりなおしになります。
そのためネット銀行・ネット証券がないかどうか、相続をする前にしっかり確認してください。
生命保険について
生命保険の保険金手続の期限は2年です。
亡くなる前に入院されていた場合は、死亡保険金に加えて医療保険などの給付金も請求できる場合があるので、加入内容をしっかり確認して各保険会社へ請求してください。
保険会社によって請求書類が異なりますが、大体の場合は以下の通りです。
- 請求書
- 死亡診断書のコピーまたは死体検案書のコピー
- 保険金受取人の本人確認書類
- 事故状況報告書
上記に加えて、請求人や契約者のマイナンバー申告書が必要となる場合もあります。
生命保険は加入してから保険金支払までの期間が長いものが多いですよね。
その間に保険金受取人が改姓していたり、保険金受取人が既に亡くなっている、ということがあった場合は、戸籍書類も必要になる場合があります。
なので生命保険の保険金受取人の項目については、普段から把握しておき、変更事項がある場合は速やかに変更しておきたいですね。
名義変更、その他の手続について
名義変更は死亡後速やかに行うべきものと、相続が決定してからするものがあります。
詳細は以下の通りです。
手続き内容 | 手続き場所 | 期限 | 必要書類 |
運転免許証の返納 | 自動車安全運転センターまたは警察署 | 死亡後速やかに | 免許証 死亡診断書(コピー) 亡くなった人の除籍謄本 提出者の身分証明書と印鑑 |
パスポートの失効手続き | パスポートセンター | 死亡後速やかに | パスポート 亡くなった方の除籍謄本 死亡診断書(コピー) 火葬許可証(コピー) |
クレジットカードの解約 ※利用停止は、亡くなってから速やかに行いましょう | 各クレジットカード会社 | 相続確定後 | |
電話の名義変更/解約 | 各電話会社 | ||
公共料金の名義変更/解約 | 各公共料金会社 | 死亡後速やかに |
クレジットカードなんて、親が何枚持ってるかわからないですよね。
こういうお金関係は生前にある程度整理しておきたいものですね。
まとめ
今回は、親が亡くなったらする手続きをまとめてみました。
かなりの手続きの数があり、うんざりした人もいるでしょう。
しかし知らなければもらえないお金があることや、申請期限が短いものもある、ということがわかりましたね。
私は祖母が亡くなったときに、突然親の代わりにいろいろな手続きや葬儀のことをすることになり、大パニックでした。
私の場合は後から、ああすればよかったな~といったことがいくつかでてきてしまったので、この記事を参考にして、後悔の残らないようにしてくださいね。
それでも、急に親が亡くなり気が動転して手続きができない場合もあると思います。
そんなときは手続きを代行してくれる会社もありますので、無理に自分だけでやろうとしなくてもいいですよ。
生きている間は亡くなったあとのことは考えたくない、というのが普通かもしれません。
ですがそれでも残された人たちは、悲しくてもなんとか生きていくしかないですよね。
親が亡くなることは本当に悲しく、想像もしたくないほど喪失感の大きい出来事です。
でもやるべきことが事前にわかっているだけで、少しほっとした気持ちになりませんか。
スムーズに手続きを終わらせて、亡くなった方との思い出を語り合う時をすごしたいですね。
\ 遺品整理が気になる方はこちら /