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トランペットケースどう選ぶ?実体験から持ち運びテクもご紹介

楽器買取

初めて自分のトランペットを楽器屋で買って受け取る時って、最高に幸せな気分。

しかも、買った時についてくるガッチリしたケースも『ザ・楽器入ってます』って感じで迫力があってカッコ良いんですよねー。

お店から帰宅するまでの道のりも、新しいトランペットケースを持っていると新鮮。

「あ、あの人楽器できるんだ!」なんて見られてたりして・・・などと妄想を膨らませつつ持ち帰ります。

でもそうやっているうちに、大抵の人は思うんです。

このトランペットケースって、結構重いし、大きい。

こりゃ練習の度に毎回持ち運ぶのは大変そうだな~どうしよう!

そして、みんな持ち運びに便利な第2のケース探しを始めるんですよね。

私も最初についてきた重いケースじゃ不便すぎて、新たにケースを買った1人です。

あなたにも大事なトランペットと快適にお出かけして欲しいから、移動スタイルに合ったケースの正しい選び方と、おすすめのケースもご紹介しますね。

後半はトランペットを持って出かける際にスマートに持ち運べるテクニックも、私の実体験から教えちゃいますよ。

ではこれから一緒に、ぴったりなケースを探していきましょう!

トランペットのケースの種類

トランペットの持ち運びで頻繁に使うことになるケース。

せっかく買うなら自分が使いやすくて、満足できるケースを買いたいですよね。

まずはケースの種類を確認して、自分がどのケースが欲しいかを決めましょう。

ケースはシングルかダブル(トリプル)

トランペットのケースには、大きく分けて1本のみ収納できるシングルケースと2本収納できるダブルケースがあります。

もしくはトランペットが3本入るトリプルケースもありますが、複数本入るという意味ではダブルケースと似た印象です。

これらの違いは以下になります。

シングルケース
→トランペットが『1本だけ』入る
ダブルケース(またはトリプルケース)
→トランペットが『2本』入る
または、トランペットと、コルネットやピッコロトランペットの合計2本が入る
(演奏によってコルネットやピッコロトランペットを持ち替えて吹く人が使う)
※トリプルケースは合計3本入る

最初にケースを探すのは、トランペットを始めて間もない頃のことが多いです。

だから殆どの人はまず、1本が入るシングルケースを買います。

トランペットが吹けるようになると、演奏によってはトランペットに似たコルネットなどを使い分ける人も出てきます。

そうなった場合に、楽器が複数本入るダブルケースやトリプルケースが必要になるという流れです。

その頃にはシングルケースを使っていく中で良し悪しがわかってきて、あんまり迷わないで選べるようになってるんですよね。

だから今回は、一番悩む人が多いであろうシングルケースについて、おすすめをご紹介しますね。

私も愛用しているのはシングルケースなので、実際の経験からわかったことも含めてケースをご紹介しようと思います!

硬さによって3種類に分かれている

これはダブルケースやトリプルケースも含めたトランペットのケース全体の話ですが、硬さ別に3種類の呼び方で分けられているんです。

それぞれの特徴を見ていきましょう。

柔らかく軽いソフトケース

安さ重視で選ぼうとすると、真っ先にソフトケースが候補に挙がります。

なんと2,000円台から買えちゃう物もあるんですよ。

ソフトケースとは、柔らかい袋のようなイメージです。

特徴は、とにかく軽いこと。

とりあえずむき出しのままでトランペットを運ぶのは避けたい、という時にさっと入れて持ち運べるのが利点です。

欠点は、衝撃からトランペットを守ってくれる機能がないこと。

余計な機能がない分、お値段が安いんですよね。

私はソフトケースを実際に使っている人をあまり見かけたことが無く、せっかく買うならこの後紹介するハードか、セミハードケースを選んだ方が長い目で見て使えると思っています。

辛口になってしまいますが、ソフトケースは用途がかなり限られる分、あまり出番がないような気がしているんですよね・・・。

硬くて重厚感あるハードケース

トランペットを買うと、殆どがこのハードケースに入ってきます。

硬くて重厚感ばっちりのケースです。

いかにも楽器やってます!って感じがするから、あえて手持ちで自慢しながら外を歩きたくなっちゃうんですよね~。

でも実際に持ち運び用として人気があるのは、肩掛けやリュックストラップが付いたタイプのケースです。

ハードケースの特徴は、ケースが硬いので内部がしっかり守られ、持ち運ぶ際の衝撃や揺れなどを心配せずに済むこと。

持ち運び用としては一番安心できるタイプのケースです。

欠点は、硬さ重視のために重めなものが多いことです。

でも最近は軽量タイプも出てきましたので、持ち運びに負担にならない重さのものが見つかればハードケースが最も安心ですよ。

良いとこ取りのセミハードケース

セミハードケースは、ソフトケースとハードケースの中間というイメージです。

ソフトとハード、両方の良いとこ取りなケースなんですよ。

特徴は、衝撃に強くて軽いこと。

ソフトケースよりも衝撃から守ってくれるのと、ハードケースよりも軽めの物が多いです。

ただ、セミハードケースは基準が明確に定められている訳じゃないので、衝撃への強さなど性能の高さをきちんと確かめて買う必要があります。

欠点はあまりないのですが、しいて言えば、衝撃から守る力がハードケースよりも劣る点ですね。

だから念の為、なるべく衝撃を与えないように配慮しながら持ち運ぶ必要はあります。

私が持ち運びに愛用しているのも、セミハードタイプのケースです。

私のケースは学生時代に楽器屋で急きょ買い揃えたものなので、価格も安めで機能が必要最低限のタイプですが・・・。

同じトランペット吹きの仲間は、もっと高機能で便利なセミハードケースを使っている人が多いですね。

セミハードケースは普段の様々な持ち運びのシーンに対応できるので、万能だと思っています♪

それでは、次はケースを選ぶ際に気を付けることを教えますね。

トランペットケースを選ぶ際の注意点

トランペットだけに限らず、楽器はとても高価なものが多いです。

それを入れて持ち運ぶケースもしっかりしたものじゃないと、大事な楽器に何かあっては大変!

これからケースを選ぶ際の注意点を教えます。

買う前にお店で実際に見ることができる場合は、自分の目で隅々までチェックして下さいね。

もしもネット通販で買おうとしていて実物が見られない場合も、レビューや画像を見て不安な点が無いか確認してから、購入するようにして下さいね。

安心して使うためのケース3点チェック

それではチェック項目を確認していきましょう。

ちなみに欲しいケースが項目を全てクリアできなくても、ガッカリしないように。

対応策で乗り切れる項目もありますので、総合的にチェックしてあなたが安心して使えるケースを検討してみて下さいね。

全体的に作りがしっかりしているか

持ち手部分の縫い目がほどけてきていたり、ストラップをつなぐ金具の部分が外れやすくなっていないか確認しましょう。

大事なトランペットをケースごと落とすなんて恐ろしい事態にならないよう、しっかりした作りのものを選びましょう。

使い始めてからも、トランペットや備品を入れてケースには毎回それなりの重さがかかっています。

ゆるんだりしていないか時々チェックするようにしましょう。

トランペットや備品が中で動かないか

移動中のケースは背負って縦になったり置かれて横になったり、揺れが加わったりで中身が移動しやすいんですよね。

それが原因でトランペットに傷がついたり、備品が破損しては困ります。

だからトランペットを入れる部分が楽器型の溝になっていて、トランペットが動かないようにその溝にぴったり収まっているのが理想なんですよね。

備品を入れる場所もフタがあるとか、ケース内に飛び出してこない仕組みになっている方が良いです。

残念ながら私のケースは溝がないタイプなので、空間にただトランペットを置いている感じです・・・。

比べてみると一目瞭然ですよね。

溝あり

溝なし(私のケース)

でも、もし今欲しいケースに溝がなかった場合も、対応策がありますよ。

【溝がない場合の対応策】

  • 隙間にタオルなどの柔らかい素材のものを詰めて、トランペットを固定する

詰めすぎてトランペットを圧迫しないように、様子を見ながら入れて下さいね。

防水加工がしてあるか

突然の雨をはじめ、傘をさしていても横から入ってくる雨でケースが濡れて、中にも染みてしまうことがあります。

トランペットはお手入れで水洗いするぐらいなので、水分には強い楽器です。

でも、一緒にいれてある備品やケース内側のクッション部分がひたひたになっちゃうのは困りもの。

そうならない為に、ケースの表面に防水加工がしてあると安心です。

でも、もしも防水加工がない場合でも、対応策はありますよ。

【防水加工がない場合の対応策】

  • 登山用のリュックレインカバーを用意しておく
  • 自分で防水スプレーを買ってきてかけておく(ケース素材が使えるものか要確認)

ちなみにリュックレインカバーってこういうものです。

私は学生時代、大きめのごみ袋をケースにかぶせるという手段で乗り切っていました(安くてかさばらなくて便利)。

このように色んな手段で対応はできるので、防水加工は必須ではないです。

でも、あるに越したことはないですよね~。

サイズは荷物を持つスタイルで選ぶ

欲しいケースの硬さが決まっても、次は収納力が高い大きめなケースと、コンパクトサイズのケースのどちらが良いかで悩むことがあります。

大きいケースは収納部分が広いので、備品や楽譜だけでなく財布まで入れちゃう人もいるんですよ。

そうなるとケースを背負ってしまえば両手に持つ荷物は少量、もしくは無しで済むので楽ちん。

だけどデメリットもあって、収納力が高いケースは大きいので背負うと人の厚みが結構出るんです。

周囲の人に邪魔にならないように気を遣う必要があるし、背負ったシルエットもちょっと野暮ったくなるんですよね・・・。

それが好みじゃない場合は、ケースはコンパクトサイズのものを選ぶのがおすすめですよ。

入りきらない荷物は量に応じてリュックやトートバッグに入れて持つことになりますが、大きなケースを1つドーンと持っているよりは、見た目はスッキリします。

とはいえ楽器を持っている人は総合的には大荷物なので、好みで選んで下さいね。

ちなみに荷物を全てケースに入れてしまうと、途中でコンビニに寄ったりして財布を出し入れする際に面倒になることもあります。

ケースを背負ったままで手を後ろに回してチャックを開ける人もいますが、他の備品も落ちてきそうなので注意しましょう。

買う時は楽器屋で実物を見てから通販で

欲しいケースが楽器屋にあった場合は先程のチェック項目も含め、実物を見ながら細かく確認できて安心ですよね。

でも値段はネット通販の方が安く手に入ることが多いので、私はできれば通販で買うことをおすすめしています。

実物を見て品質を確認してから、ネット通販で安い値段のものをポチっとできるのが一番良いですね。

実物が見られない場合でも人気のケースはレビューも多く書かれていますので、参考にして購入すれば安心です♪

これで買い方もバッチリですね!

では先程のチェック項目もふまえつつ、おすすめのケースを実際に見ていきましょう。

実際にセミハードケースを使っている私なりの目線も入れて選びましたので、是非参考にして下さいね。

この記事を書いた人
タンサック編集部

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