お風呂掃除ってどのくらいの頻度で行っていますか。
毎日きちんとお風呂掃除をやるのって大変だし、面倒ですよね。
私もお風呂掃除となるとなかなか腰が上がらず、お風呂に入る前にささっと済ませる程度でした。
ところが先日、3才の娘から「ピンク色のがついているよ。」とタイルのピンク汚れの指摘が…。
「これはちゃんとお風呂掃除をしなくては」と、ようやく重い腰を上げました。
今回は面倒なお風呂掃除をできるだけラクにして、きれいなお風呂をキープできる方法を調査しました。
めんどくさがりな私でもルーティン化できた、ちょっとした工夫や方法を紹介していきます。
お風呂掃除の最適な頻度は?
まず、お風呂掃除はどのくらいの頻度で行うのが適切なのでしょうか。
意外と他の人がどれくらいの頻度で掃除しているのかは知らないものですよね。
そこで10代~70代の男女500人にどれくらいの頻度で掃除しているか調査したサイトを見つけました。
生活スタイルによってお風呂掃除の頻度は様々だと思いますが、この結果を見ると75%近くの人が定期的に掃除を行う、もしくはこまめに行うよう。
やっぱりこまめにやるべきなのね…
その理由と良い方法をこれから教えますね
お風呂を使うと、
・皮脂汚れ
この2つの汚れが出ます。
これに加え、
・湿度が高いこと
この条件が重なると細菌が増殖し、あのピンク汚れが発生してしまうのです。
お風呂は細菌が繁殖する絶好の場所ってわけです。
ピンク汚れはあっという間に増殖し、放っておくと黒カビの栄養となり、落ちにくい黒カビが発生してしまいます。
この汚れを残さず、予防することでカビを未然に防ぐことが重要。
だからこそ、ほとんどの人は定期的に掃除をしているんです。
簡単なステップをルーティン化することで、ラクにきれいなお風呂をキープすることができますよ。
お風呂掃除の頻度を減らす毎日の5分間
簡単なステップといっても「毎日」と聞くと、やはり面倒だと感じてしまいますよね。
先ほどのサイトに1回のお風呂掃除でどれくらいの時間をかけるかという調査も行っていました。
結果はこちら。
やはりみなさん10分以下で簡単に掃除を済ませているようですね。
毎日でもラクに続けられるポイントは、ずばり「入浴直後」です。
入浴直後に簡単なステップを行うだけで、お風呂前の忙しい時間帯も余裕が生まれて一石二鳥です。
実際にやってみると5分程度でできたので、掃除というよりもお手入れ感覚で無理なく続けられますよ。
基本の流れは、
2. 温水&冷水で汚れを流す
3. 浴室の3ヶ所を乾燥させる
4. 排水溝はネットでポイッ
この4つのステップのみです。
それでは、入浴後にできる我が家の5分でできるルーティンを1つずつ説明していきますね。
1.温かいうちに汚れを落とす
お風呂後は、人から出る皮脂汚れが蒸気でふやけているので、スポンジで軽くこするだけで簡単に落ちていきます。
浴槽が乾燥してしまうと、湯垢が固まって取れにくくなってしまうので、まず浴槽の内側の汚れをささっと落としちゃいましょう。
お風呂掃除をラクにするスポンジ選びは、こちらの記事を参考にしてみてくださいね。
2.温水&冷水で汚れを流す
浴槽の汚れを軽く落としたら、シャワーを活用しましょう。
まず、浴室全体を温水で洗い流していきます。
壁はシャンプー剤などが飛び散っていると思われる位置を中心に流します。
壁全体を流す必要はないので、簡単に済みますよ。
温水の後は冷水に変えて洗い流します。
浴室全体の温度を下げることにより、雑菌の繁殖を抑えることができます。
3.浴室の3ヶ所を乾燥させる
浴室の温度が下がったら、カビを未然に防ぐために重要な乾燥に入ります。
浴室内で乾燥させたいポイントは
・浴室の床
・浴室全体
の3ヶ所です。
それでは、1つずつ説明していきますね。
アメニティグッズ、おもちゃ
シャンプーのボトル、体を洗うタオル、ひげそりなど、浴室内に物が多いほど乾燥しにくくなってしまいます。
お子さんがいる家庭なら、おもちゃもあったりしますよね。
洗面所から持ち込んだりして、お風呂場に置くのは最小限にしてみましょう。
そして必要最小限にしたアメニティグッズは、なるべくシャワーがかからない高さに置きましょう。
シャワーがかかってしまう位置に置いておくと、濡れたボトルの底からピンク汚れが発生してしまいます。
高い位置なら乾いた状態が保てるので、場所を考えてみましょう。
浴室の床
床に何かを置いていると排水溝への流れが遮られ、水たまりができてしまい、汚れやすくなっていきます。
特に、風呂椅子のゴムパッキンはカビが生えやすいので注意です。
入浴後、風呂椅子は床から離して乾燥させるために、お風呂の蓋の上に逆さまにして置きましょう。
見落としがちな部分ですが、シャワーホースが床についてしまう場合は、フックなどを使って床につかないようにするとカビ防止になりますよ。
浴室全体
浴室が濡れたままで換気が行われない状態が続くと、あっという間にカビが発生してしまいます。
換気扇はずっとかけっぱなしにして、換気をよくしましょう。
出る際に10分程ドアを開けておくと、より早く乾燥しますよ。
排水溝はネットでポイッ
最後は、排水口のネットを交換しちゃいましょう。
お風呂場の排水口には、垢や石鹸カス、髪の毛など、ありとあらゆる汚れが集まります。
ここをきれいに掃除しておかないと、臭いの元や詰まりの原因となります。
でも、毎日行うのは大変なので、なるべく汚れが溜まらないようにネットやシートを使うと、排水口の掃除の頻度を減らせますよ。
お風呂後に交換するだけなら、毎日でも続けられますね。
お風呂掃除の頻度を減らす便利グッズ
お風呂の掃除頻度を減らすため、いくつかのグッズを毎日のルーティンに取り入れてみました。
そのなかで、私でもルーティン化できた2つのグッズを紹介していきます。
効果あり、簡単、時短の便利グッズですよ。
クエン酸スプレー
クエン酸は、柑橘類、梅干しなどに含まれる酸味成分だけを取り出した粉末です。
お風呂の水垢はアルカリ性なので、酸性のクエン酸が水垢落としには効果的。
また、細菌の増殖を抑える殺菌効果があるため、汚れを落としながら除菌もすることができますよ。
クエン酸を水に溶かした水溶液を作り、スプレーボトルに入れて浴槽や鏡にシュッシュと吹きかけます。
シャワーの温水で洗い流した後にスプレーすると、効果がアップしますよ。
吹きかけてしばらく置いている間に、自分の身支度などをしちゃいましょう。
最後に冷水で洗い流せば、日頃から汚れやカビの予防ができます。
無添加なので、肌が弱い私も手荒れの心配なく安心して使えています。
水滴取りワイパー
浴室の換気をする際に水滴を取るとより速く乾燥するので、余裕がある時は水滴も取りましょう。
その際に便利なグッズが水滴取りワイパーです。
水滴を取るのに最初はタオルを使っていましたが、タオルのお手入れが大変でした。
ペットボトルを再利用できる取り付け式のワイパーで、100円代から購入できる優れものです。
水滴はペットボトルに溜まるので、取り外して水滴を捨てるだけで楽ちんです。
水滴も簡単に取れるし、使った後のお手入れがほぼ不要なので、続けることができています。
まとめ
今回はお風呂掃除の頻度が減らせる、5分でできる我が家のルーティンを紹介しました。
毎日の5分をルーティン化できると、ラクしてきれいなお風呂をキープできちゃいますよ。
私も入浴とセットで行うことによって、毎日続けることができています。
厳しい指摘をしてきた娘からも「ピンクのないね!」とお褒めの言葉をもらいました。
小さなお子さんがいる家庭は、最後にお風呂に入る人が行うなどして、家族で協力できたらいいですよね。
毎日のちょっとした工夫で、気持ちのよいお風呂の時間を楽しみましょう。