大掃除の道具、何を使ってますか。
普段よく掃除をする人は既に掃除道具やグッズは揃っていると思いますが、更に便利な新アイテムがあれば嬉しいですよね。
「え!こんなもので掃除ができるの?」というもの。
ちょっとした身の回りのものがお掃除に使えるんですよ。
掃除は苦手、あまり掃除しないという人も、この記事を読んだら掃除が好きになるかも。
意外な道具や便利グッズ、掃除の裏ワザなどを紹介していきます。
道具やグッズを工夫しながら大掃除を楽しみましょう。
大掃除の道具やアイテム!裏ワザ特選
大掃除は、家の中の1年たまった汚れをきれいにすること。
大仕事になる、気が重いよ。
今から紹介する方法を知れば、お掃除が楽しみになるかもしれませんよ。
今使っている道具やグッズあるいは身の回りのアイテムでできる、簡単で便利なお掃除方法を紹介します。
ゴム手袋がカーペットクリーナーに
最初は、ゴム手袋です。
カーペットのホコリを簡単にとることができます。
ゴム手袋をして、カーペット表面をさするだけでとれちゃいます。
古いゴム手袋でも構いません。
静電気のチカラで、カーペットに付着した髪の毛やホコリが簡単にとれます。
服や靴・ソファーやカーテンでもでき、応用範囲は広く便利です。
また、ゴム手袋の上に軍手をすれば、手がそのまま雑巾に早変わり。
軍手雑巾って言うんだって。
手が届くところなら、どこでも掃除できます。
トイレの便器なんかは、普通の雑巾よりも拭きやすく、拭き残しがなくなるのできれいになりますよ。
カーテンレールの上側や窓のブラインドなど、拭きにくいところも自分の指先の感覚で、きめ細かく納得のいくまできれいにしちゃいましょう。
雑巾は使い捨てにして手間を省く
雑巾は毎日の掃除で使ってますよね。
でも、大掃除の時っていつもより広範囲。
すぐに汚れて、水で絞って使って、汚れての繰り返し。
ちょっと面倒だよね。
大掃除の時のために雑巾をストックしておくと便利。
使い古したタオルや着なくなった下着、捨てる予定の洋服などは、捨てずに適当な大きさにカットしておきます。
1年分ためておけば、大掃除のときの広範囲な拭き掃除の役に立ちます。
雑巾として使用したら、そのまま捨てちゃいましょう。
何度も水で絞って、という手間が省ける技です。
使い古しの歯ブラシや割り箸
使い古しの歯ブラシも捨てずにストックしておきましょう。
軍手雑巾では届かない、水道蛇口まわり、トイレや洗面の排水口あたりの隙間などを掃除するのに便利。
毎日のハミガキにより、歯ブラシの動かし方は手が覚えてるので、思った以上にきめ細かく掃除できますよ。
力の入れ具合など自然にできている自分を発見。
割り箸も、ストックしておいた切れ端の布を巻き付けて、冷蔵庫や家具の隙間にねじ込みゴシゴシすれば掃除道具に早変わりです。
掃除後、巻き付けた布と割り箸はゴミ箱行きで、楽チン簡単。
輪ゴムはレールの上を転がせ!
輪ゴムはどこのご家庭にもありますよね。
切れて輪ゴムとして使えなくなっても、掃除グッズとして使えるので、とりあえず置いておきましょう。
これは、フスマや引き戸・サッシのレールの汚れをとってくれるすぐれものなんです。
フスマや引き戸のレールの上に輪ゴムを置いて、フスマや引き戸を何往復か滑らせればホコリや髪の毛を絡みとることができます。
サッシの場合は輪ゴムを5本くらいに増やしてやると効果がでるでしょう。
また、切れてない輪ゴムをサランラップの芯に巻きつけて、カーペットの上を転がせば、ゴミやホコリ・髪の毛がとれます。
ゴム手袋と同じ、静電気効果なんだって。
新聞紙で窓ガラスがピカピカ
新聞紙は窓ガラスや洗面所の鏡の清掃に適しています。
湿らせた新聞紙で表面を擦るだけで、汚れが取れるだけでなく、ツヤだし効果がありピカピカになります。
なぜツヤがでるのか、理由は新聞の文字に使われているインク。
このインクは、汚れを分解すると同時にワックスの役割をするんだそうです。
年1回の窓掃除の場合は相当汚れていると思うので、多めの新聞紙を用意して、数回試してみましょう。
土ぼこりがヒドイときは、湿らす程度ではガラスが砂粒でコスレてキズつくので、したたるぐらいの水にぬらした新聞紙を使った方が良いと思います。
意外!サランラップがお掃除グッズに
サランラップは残った料理を包んだり、野菜を包んだりするだけじゃモッタイナイです。
机の引き出しの中など、狭い空間のホコリをとってくれます。
サランラップをクシャクシャに丸めて、撫でてあげるだけでホコリを吸着。
これも静電気効果なんだって。
また、台所のガスコンロの汚れにも使えます。
これには、ラップの他にクレンザーあるいは重曹(じゅうそう)のお助けマンが必要。
水に溶かしたクレンザーあるいは重曹をラップに絡ませて、コンロを擦るだけできれいになります。
でも、五徳(ごとく)など油や焦げがこべりついて固まってしまっているものには、きびしいかもしれません。
そんなときは、次の方法を試してみてください。
ダンボール箱とゴミ袋で簡易風呂
ガスコンロの五徳などのひどい汚れはこれで落とせます。
- 1辺60cmぐらいのダンボールに家庭用ゴミ袋を敷いて、簡易なお風呂を作る。
- 先に汚れた五徳などを入れ、重曹(じゅうそう)を振りかける。
- 重曹の量は、後に入れるお湯1Lに対し大さじ3~5杯程度。
- 最後に60度に熱したお湯を注ぎ、数時間放置。
これで、キレイになります。
ダンボールが家にない人は、近くのスーパーに行けばもらえますよ。
たいがいのスーパーではお客さん用にダンボールを用意しています。
ゴミ袋はありますよね。
重曹は洗剤の役割をするもので、100均でもヤフーショッピングや楽天市場でも簡単に購入できます。
プラスチック製消しゴムで汚れを消す
引用元:https://item.rakuten.co.jp/bungushop/4901991005936/
引用元:https://item.rakuten.co.jp/rcmd/te-4901991652628/
左のプラスチック製消しゴムで、床や壁の手アカ汚れやシミを消してしまいましょう。
家にある消しゴムはプラスチック製のものではないでしょうか。
右の砂製とラバー製が合体した消しゴムでも同じように消せます。
どちらも、鉛筆の文字を消す原理を利用することにより、床や壁の手アカ汚れやシミを消してくれます。
壁のスイッチなんかは手アカで黒ずんでますよね。
要領は文字を消すのと同じ、汚れた部分をゴシゴシするだけ。
普段はスイッチの黒ずみは当たり前みたいに思ってませんか。
大掃除できれいにしましょう。
また、床や壁に貼ったシールもゴシゴシでキレイにとれます。
キレイにしたあと、消しカスが床にたまるので、消しカス掃除を忘れずに。
ホントに手軽にできて、教科書の落書きを消すような感覚になるので楽しいですよ。
奇跡の研磨力!ダイヤモンドパフ
家の汚れの中で、トイレ便器のフチの裏側についた黄色黒い固まりが最強だと思っています。
この固まりは尿が石化した尿石というもの。
強酸性の液体をかけても、ブラシで必死に磨いてもとれない手ごわい汚れ。
そんな汚れが落ちました、「ダイヤモンドパフ」で。
売り文句は、鏡や陶器の水垢ウロコ取りだったんですが、商品をみた瞬間「便器も陶器だ、ひょっとして効くかも」と思い買ってみました。
そして、使ってみると感動。
いままでの苦労は何だったんだ。
ダイヤモンドパフを軽く親指と人差指・中指でつまみ、やさしく汚れの上をスリスリ。
スリスリすると、最初はザラザラした感じが指に伝わって来ます。
ザラザラ感がスーっと滑る感じに変わるまでスリスリ。
「やったぁ」と思わず叫んでしまうほど汚れが落ちる、おすすめのグッズです。
大掃除に大活躍おすすめの重曹
さきほど、ガスコンロの五徳をピカピカにした重曹。
キッチン汚れだけではなく、お風呂の皮脂汚れ、フローリングのベタ付きなど、いろんな場所で活躍してくれます。
今は、トイレ・台所・お風呂用などにそれぞれ、中性・酸性洗剤やアルカリ性洗剤・漂白剤・クレンザーなどなど、用途に分けて使っていることと思います。
しかし、どんな場所でも使うことができちゃう万能なアイテムが重曹なのです。
ぜひ重曹を大掃除のおともに加えてみてください。
重曹の特徴を知る
- 弱アルカリ性:酸性の汚れを中和・酸性の臭いを中和
- 細粒で難溶性:粒子が細かく溶けにくいのでクレンザー効果で汚れをとる
- 発泡性 :加熱すると二酸化炭素が発生。
- 安全性 :食塩水と二酸化炭素から作られるので人畜無害
重曹は重炭酸曹達(じゅうたんさんソーダ)の略で、炭酸水素ナトリウムのこと。
掃除できる場所と汚れ
掃除する場所 | 汚れの内容 | 重曹の効果 |
キッチンまわり | 油汚れ・コゲ | 酸性の汚れを中和・クレンザー効果 |
排水口 | ニオイ・ヌメリ | 酸性のニオイを中和・クレンザー効果 |
風呂・トイレ | 床・壁の皮脂汚れ | 酸性の汚れを中和 |
洗濯機・風呂 | (カビ予防) | 静菌効果 |
冷蔵庫 | 庫内のニオイ | 酸性のニオイを中和 |
重曹は、人畜無害で安心して使えるというところがいいよね。
重曹は掃除以外にも活躍する!?
洗剤以外にも、重曹の特徴を活かして、次のようなことに利用できます。
・脱臭/消臭剤として:酸性のニオイを中和する
・入浴剤として:入れると炭酸の泡が発生
・消火剤として:加熱で二酸化炭素が発生し酸欠状態にして消火
・食品添加物として:発泡性があるのでふくらし粉になる
洗剤以外にも脱臭とかいろいろ利用できるんです。
重曹は、その特徴を活かして色々な箇所を清掃できるのがうれしいよね。
まとめ
年末、大仕事の大掃除。
お掃除に利用できる身の回りの道具やグッズ(アイテム)や、裏ワザを紹介してきました。
どれも簡単にできるものばかりなので、ぜひ試してみてください。
紹介した中で、特にすぐれものと感じたのは、「ダイヤモンドパフ」と洗剤に使える「重曹」です。
これは本当にオススメですので、試してみる価値ありですよ。
これであなたも、年末の大掃除が大仕事ではなく、楽しみながらできるようになるのではないでしょうか。
紹介したグッズをぜひ買い揃えてみてくださいね。