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ハチの巣の駆除を安全に行うには!?返り討ちにあわない為に

害虫駆除

お家の庭先でハチがぶんぶんと飛び交っていたら、もしかしたら、あなたのお家にハチの巣が作られているかもしれません。

小さなお子様がいる家庭や、おじいちゃんおばあちゃんと同居しているご家庭では、ハチに刺されると命に危険を及ぼすかもしれません。

そんなハチには様々な種類がいて、それに伴いハチの巣にもいろんな種類があります。

なかには、非常に恐ろしいハチもいるし、例えばミツバチのようなかわいらしいハチでも、人を死に至らせるような大変危険な虫なんです。

ハチやハチの巣を見つけたら早く退治したいのですが、正しい知識を持たないまま駆除を行うと返り討ちにあうかもしれません。

自分で出来るのか、業者に任せた方がいいのか、費用は?などなどいろんな疑問があると思います。

この記事では、そんな危険と疑問を少しでも減らすことが出来るように調べました。

ハチの巣の種類によるハチ駆除方法の違い

日本に生息するハチは大きく分けて3種類います。

それは、

  • スズメバチ
  • アシナガバチ
  • ミツバチ

この3種です。

どのハチも聞いたことがあると思いますが、それぞれハチの巣の形状などいろんな違いがありますので、その違いを見ていきたいと思います。

球体やフラスコ状のスズメバチの巣

日本にいるハチの中でも最も危険な「スズメバチ」。

実際に見て、身震いを起こした人も多いですよね。

攻撃性、威嚇性、毒性が高く、スプレーを振りかけても逆襲されるといった例もあります。

そんなスズメバチの巣の特徴は

球体なものや、フラスコを逆さにしたような形の巣
5月から巣が作られ始め、完成するまでが早い
ハチの巣は軒下や天井裏など、人から見えないような場所に作る

大きいハチの巣になると、中には数百匹のハチがいるので大変危険です。

もし自分で駆除をしなければならない場合は、ハチの巣が小さいときにしましょう。

でも、基本的にスズメバチの巣の駆除は、巣の大小関係なしにプロに任せるのが安全です

六角形のアシナガバチの巣

続いて、アシナガバチについて紹介します。

上の写真から見ても、なかなか凶暴に見えて怖そうですが、性格は穏やかなのでこちらから威嚇などをしない限り安全です。

しかし、種類によっては毒性が強いので、刺されるとスズメバチより危険です。

そんなアシナガバチの巣の特徴は、

巣は大きくて20㎝くらいで、シャワーヘッドのような形もある
軒下、エアコンの室外機、庭の植物などに作る
春先から巣を作り始め、夏前には完成する

小さな巣なのでなかなか見つけるのが難しいですが、燕の巣のように毎年同じような場所に巣を作るので事前に対策がしやすいです。

巣を駆除する場合は、春先の作り始めが良いでしょう。

5月から6月くらいになると、ある程度完成しているケースが多いので、そのタイミングで見つけた場合はむやみに手を出さずプロに任せましょう。

巣を作りそうな場所に殺虫剤を散布し事前に対策しよう、ヨシッ!

集団で作るから怖いミツバチの巣

最後にミツバチについてです。

ミツバチは温厚で人は刺さないというイメージがあるかと思います。

ところが、こちらも刺激を与えると攻撃してきて、なおかつ、一度刺されると集団で襲い掛かってくるという、かわいいけれど侮れないハチです。

なので、駆除するのはかわいそうと思うのはわかるのですが、やはりこちらも危険なので、ハチの巣を見つけたら早めに除去したいところです。

ミツバチの巣の特徴は、

大きいもので1mの板状の巣を作る
屋根裏、床下、木の枝に巣を作る
古い巣は腐り、腐った部分が家の部材も腐らすこともある

ミツバチの巣が大きくなり、除去を行うと、集団で襲ってくる可能性があります。

集団で襲われた女性が、全身を刺され死亡した例もありますので、もし自力で除去をするなら、他の巣と同様に巣が小さいときにした方が安全です。

また、ミツバチの巣はスズメバチが狙っているので、そちらも注意しなければなりません。

ミツバチは同じ巣を数年使い続けるので、どこかのタイミングで除去したいですね

ハチの巣の駆除はプロに

ハチの巣の駆除はとても危険です。

自力でやればお金もかからずにすみますが、刺されたら一大事です。

また、自力で高いところにあるハチの巣を駆除すると、転落などの二次災害も考えられます。

そのようなリスクを考えたら、やはり駆除はプロに任せるのが一番です。

でも、ハチの巣の駆除にかかるお金の相場もわからないし、どのような作業を行うのかもわからないので不安ですよね。

そんな不安を少しでも解消するために、業者のハチの巣駆除についてまとめてみました。

作業内容

どの業者も基本的な作業内容は、

  1. 現地調査
  2. 作業内容と料金の確認
  3. 駆除作業
  4. 作業終了後の掃除

となっています。

実際に自宅に来てもらい、巣の種類や巣の位置、大きさなどを確認しそこから価格を決めます。

もちろん基本料金などもありますが、高所であったり、ハチの巣の種類によって価格が変わってきます。

駆除に関しては、防護服を着用し、専用薬剤を使用してハチの巣の駆除を行います。

最後に、掃除をして終了です。

なかには、駆除後にハチの巣が再度できないように予防してくれる業者もあります。

気を付けたいのが、あまり格安な業者を選んでしまうと、ハチの巣からハチが大量に逃げ出させてしまう雑な作業や、作業後の清掃などを行わなかったりしますので注意が必要です。

見積もりの段階で、しっかり作業内容を打ち合わせることが大切になってきます。

価格相場

やはり、駆除費用がどれくらい必要なのかは誰しもが気になるところですよね。

下図がハチの種類別平均価格です。

スズメバチアシナガバチミツバチ
平均価格18,500円12,000円16,000円

一番安全と言われているミツバチの駆除価格が高いのは、ミツバチの巣の位置が作業的に難しいところだったり、大量のハチが発生するためです。

これに加えて、作業位置や巣の大きさによって追加料金が発生します。

下図に追加料金の平均価格をまとめました。

要因内容追加料金
巣の大きさ10㎝まで0円
10㎝~20㎝まで+4,500円
20㎝~30㎝まで+8,600円
30㎝~40㎝まで+13,500円
巣の位置屋根裏、天井、床下+7,400円
高所(約3m)+5,000円
エアコンの室外機など+4,000円
巣の数数が1つ増えるごと+5,000円
時期7月~12月+5,000円

業者によっては、巣が大きくなり過ぎるたり、巣の位置が高すぎると依頼を断られるケースもありますので、あらかじめ電話で相談をする方がいいですね。

自治体でも駆除依頼が出来る

やはりプロの業者に駆除を依頼すると、価格も高いですね。

もちろん駆除作業は危険なため、価格が高いの致し方ないのですが、もう少しどうにかならないかと思ったあなたは、一度最寄りの市役所や区役所に相談してみてはいかがでしょうか。

実は市役所や区役所でもハチの巣の駆除を行っているところもあります。

場合によっては、無料で駆除してもらえる可能性もありますよ。

ただし、費用が掛かることもありますので、民間業者と自治体をよく比べて決めなければなりませんね。

例を挙げますと、

・武蔵野市
・スズメバチ等駆除助成制度
・武蔵野市が紹介する業者に依頼し、駆除後武蔵野市に申請書を提出すれば一部費用を負担
・三鷹市
・スズメバチの巣のみ駆除可能
・三鷹市が紹介する業者に依頼することで、無料で駆除をしてくれる

このような自治体もあるので、民間より安く駆除が出来るかもしれません。

もちろん、自治体に依頼するときも、作業内容をよく打ち合わせすることが必要です。

自力で駆除

自治体や民間の業者でも費用が掛かるので、どうにか自分で駆除できないかと思うのはしかたがありません。

上記でも記載しましたが、ハチの巣の状態によっては自力での駆除も危険ですが可能です。

自力で駆除する場合、どこに注意すればいいかをまとめてみました。

ハチの巣の状態をよく確認する

まず、自力での駆除が可能かどうかの判断基準は以下の3点です。

1.ハチの種類
2.ハチの巣の大きさ
3.ハチの巣の位置
アシナガバチやミツバチであれば、比較的安全に駆除が可能ですが、スズメバチであるとかなり危険なのであきらめて業者に頼みましょう。
ハチの巣の大きさがかなり大きい場合は、アシナガバチやミツバチであっても危険なので、自力での駆除はやめましょう。
10㎝~15㎝の大きさなら、まだ駆除が出来るサイズです。
巣の位置にも気を付けたいです。
屋根裏や天井裏などの狭い場所では、逃げ場がないため、巣からハチが出てきたら大変危険です。

 

しっかり巣の状態を確認して、一度業者に相談して判断した方が良さそうです

駆除をするときの注意点

巣の状態も確認して、さぁ作業開始!と意気込んだはいいですが、しっかりと準備をしないと返り討ちにあいますよ。

駆除する時に、気を付けなければならないことは、

・日没後、2~3時間後に作業を行う
・清潔でにおいのしない服装で行う
・白色で、肌を露出しない服装で作業を行う
・針が刺さらないよう、レインコートなどを着用する

注意点を簡単にまとめましたが、もっと詳しいことがこちらの記事に書かれてありますので、要チェックです。

また、駆除に使うスプレーのおススメは、こちらの記事を見てもらえると参考になりますよ。

そして、女王バチに対してトラップを仕掛けて、ハチの巣自体を作らせない方法もあります。

その方法に関してはこちらの記事をチェックしてみてください。

まとめ

ハチの巣の駆除方法を調べて記事にしましたが、やっぱりハチって危険な存在だと感じました。

私の家には、最近歩き出した小さな子どもがいるので、このような危険な虫は怖いですね。

いろんな害虫はいますが、ここまで命にかかわってくるような虫は身近になかなかいないので、ハチへの対応を改めて考えないといけないなと思いました。

どんなハチでも大変危険ではありますが、まずはハチについての正しい知識を得ることが安全の近道と考えられます。

急いで対応しなければならないのか、それとも自分で駆除できるのかを判断するためにこの記事を読んでもらえればと思います。

ただし、自分で駆除するにしても、少しでも危険と感じれば、多少お金はかかりますが、業者に頼みましょう。

無理は禁物、安全第一です!

危険なハチ被害を迅速に解決!【ハチ110番】
この記事を書いた人
タンサック編集部

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