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亡くなった身内のドコモ携帯解約手続きは?手順と注意点

終活

考えたくはないですが、身内が亡くなった時遺族は様々な手続きをやらなくてはなりません。

葬儀の段取り、銀行やクレジットカード会社への連絡、相続に関しての調査など。

その中でも、私が1番気になっている事が携帯電話の解約について。

高齢の両親はずっとドコモユーザーなのですが、料金プランやスマホの使い方をよくわかっていないのです。

そのため契約者が誰なのか、料金プランは2年縛りをしているのかなんて質問をしても

「よくわからないなぁ。」

の一言で終わってしまいます。

確かに年齢を重ねると、携帯電話の料金プランはショップの人に言われるがままって人が多いですよね。

私の両親も例にもれずその通りでした。

なので私が万が一の事を考えて、携帯の解約方法を色々調べる事に。

すると、亡くなった場合の解約方法は、一般的な手続きと違うことがわかりました。

今回はドコモユーザーの身内を持つあなたに、解約する手順や注意点、必要な書類などをお伝えしますね。

亡くなった身内のドコモ携帯解約注意点


意外と難しい解約のタイミング。

注意する点は3つ。

  • 「解約」か「承認」のどちらの手続きを行うか決める
  • 相続放棄の場合は解約手続きをしない
  • 知り合いから連絡が来るかもしれないので、すぐに解約をしない

毎月の料金が発生してしまう携帯電話は、できれば早めに解約したい。

しかしこれらの注意点は見過ごせません。

あわてて解約する前に、きちんと確認してから手続きをしましょうね。

「解約」か「承認」どちらにするか

ドコモの携帯電話は、亡くなった人の契約を「承認」するか「解約」するか決めることが出来ます。

「承認」とは契約者の名義変更して使い続けること。

通常だと必要な名義変更手数料はかかりません。

形見として残しておきたい場合は承認がオススメです。

一方「解約」は、文字通り携帯の契約を解除すること。

回線を使用する予定がなければ「解約」がオススメです。

承認と解約では必要な物も多少変わるので、手続きをする前に決めておきましょうね。

相続放棄の場合は解約手続きをしない

亡くなった人の遺産を相続するか、放棄するかによって解約手続の仕方が変わってきます。

<相続放棄とは>
亡くなった人の遺産を受け取らないこと。
借金など負の財産も遺産として残るため、引き継ぎたくない場合に放棄することです。

あなたは「相続放棄」していませんか?

もし相続しているなら、解約の手続きを行っても大丈夫です。

問題なのは「相続放棄」をしている場合。

携帯電話は個人の財産のため、もし放棄しているのに解約手続きを行ってしまうと財産を引き継ぐことになってしまう場合があるので注意。

でも、請求書が来るから気になって…無視していいの?

相続放棄している場合はドコモに電話をしてその事を伝えましょう。

放棄しているあなたは何もしなくても大丈夫です。

解約手続きはドコモがしてくれます。

亡くなった人の知り合いへのお知らせ

知り合いの中には、亡くなったことを知らずに連絡をしてくる人がいる場合もあります。

その事も考えると、可能であればしばらく携帯電話はそのままにしておくと良いでしょう。

またデータが見ることが出来なくなる可能性もあるので、思い出のメッセージを自分の携帯電話に送信しておきましょう。

ドコモショップではデータ移行はしませんので、注意してくださいね。

お店に行く前に持ち物を必ず確認!

注意する点を確認し終わったら、お店に行く前に持ち物を確認。

1点でも忘れてしまうと2度手間になってしまいますので注意。

忘れないようにしっかり用意しましょう。

解約時に持っていく書類は以下の3つ。

  • 死亡の事実が確認できる書類
  • 使用していた機種
  • 手続きをする人の本人確認書類

この3つがないと、解約手続きが出来ません。

また解約ではなく承認する場合は、上記書類にプラスして「相続関係が分かる書類」と「今後引き落としを行うクレジットカードや預金通帳」が必要となります。

お店に行く前に要チェック。

死亡の事実が確認できる書類

持っていく書類の1つめは、死亡診断書や葬儀案内状など死亡が確認できるもの。

死亡診断書は病院で手数料を払って発行してもらう書類です。

死亡診断書は1人に付き1枚のみ。

しかし色々な手続きに必要となりますので、5〜10枚位コピーを取っておくと良いですよ。

もし死亡診断書がなければ、葬儀案内状や除籍謄本などでも可能です。

持っていく書類はコピーでもOKですよ

使用していた携帯電話機種

実際必要なのは、機種に差し込んでいる「ドコモUIMカード」か「ドコモe-SIMカード」です。

実は携帯電話の本体は差し込んでいるカードの事を指します。

携帯電話機種は、本体を入れて操作するための「入れ物」なのです。

そのため持っていくのはそのカードだけで良いのですが、抜くのもひと手間だし万が一壊してしまっても怖いですよね。

なので無理をせずドコモショップに持っていって、ショップスタッフにおまかせしちゃいましょう。

また、万が一携帯電話を紛失している場合でも解約は可能です。

ドコモへの返却はカードのみで、機種は返してくれますよ

手続きをする人の本人確認書類

手続きをする人の確認のため、運転免許証かマイナンバーカードが必要です。

万が一どちらも持っていない場合は健康保険証や住民基本台帳(写真付き)などでも可。

健康保険証などの場合は、住民票か公共料金領収証が補助書類として必要となります。

パスポートでもOKです!

解約手順とその際の注意点2つ


注意点、持ち物を確認したのでいよいよ手順です。順序は以下の通り。

  1. 近くのドコモショップに来店予約
  2. 予約日時にドコモショップへ行き、手続き開始
  3. ショップスタッフの指示通りに行い、終了

手続きが始まれば、後はショップスタッフにおまかせ。

不備がなければあっという間に終わります。

ただ、手続きを行うにあたって2点だけ注意してください。

ドコモショップに来店予約

ドコモショップは混雑している日が多いです。

私も以前契約のことでショップに行った時、2時間くらい待たされました。

2時間ってかなりのタイムロスですよね。

しかもひどいと半日待たされた人もいるとか‥。

なので、待たされないためにもドコモのサイトから来店予約をしておくのがベスト。

ドコモショップも来店予約を推奨しています。

解約した携帯電話の料金あれこれ

もう1点気になるのが料金について。

2年縛りをしている場合、更新月以外で解約すると違約金がかかってしまいます。

しかし亡くなった人の場合、違約金はかからず解約した日付までの料金を支払うことになります。

解約日までの料金は次月の支払いになりますので、ショップへ行ったときは支払いは不要です。

口座引き落としだった場合も、次月に振込用紙が送られてきます。

まとめ

高齢の両親の事を考えて、今回はドコモの解約について調査しました。

意外と知らなかったのが、相続放棄をした場合は解約手続きをしない事。

確かに携帯電話は個人で契約を結んでいるので財産の1つ。

知らずに解約してしまうと、相続放棄が認められない場合があるのには驚きました。

また2年縛りプランを契約していた場合、更新月以外でも違約金がかからないのは助かります。

他にも携帯電話の解約手順や持ち物など、調べていないと慌ててしまいそうな事があるのが色々わかりました。

万が一の事があった時、携帯電話の解約はどうしても避けられない手続きです。

身内が亡くなって心身ともに辛い時こそ、あわてず手続きを失敗しないように知っておくと良いですよね。

この記事を書いた人
タンサック編集部

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