ドラムスティックのおすすめの種類は?初心者用ガイドブック

楽器買取

私は高校で、先輩がドラムを叩いている姿に憧れ、軽音楽部に入部しました。

当然、選んだ楽器はドラム。

しかし、当時の私はドラムについて全く知識が無く、スティックのことも「細いバチ」くらいにしか思っていませんでした。

その状態のまま、スティックを買いにうきうきと楽器屋さんに行き、種類の多さに困惑。

店員さんに聞こうにも、何から聞けばいいのか分からず、結局買わずにすごすご家に帰りました。

その後、自分で調べたり、ドラムをやっている友人や先輩に聞いて知識をつけ、今では自信を持ってスティックを選べます。

かつての私のように、ドラムを始めたばかりでスティック選びで困っている人は多いはず。

そんな思いから、スティックの種類や、初心者におすすめのタイプなどをまとめてみました。

スティックを買いに行くときは、この記事を見ながら選べば、ガイドブックとしてあなたを助けてくれるでしょう。

ドラムスティックのおすすめの種類とは

ドラムのスティックにはいろいろありますが、具体的に何が違うか分かりますか?

当時の私はこの知識が全く無かったため、楽器屋さんで困ることになりました。

これからスティックを買いに行く人は、ここで1度スティックの種類とどんな人が使うと良いのかについて、学んでおきましょう。

この知識があれば、自分がどのスティックにするべきかが見えてきますよ。

材質の種類は3つ

まずは材質の種類について。

ドラムのスティックは、主に木材でできています。

種類は「ヒッコリー」、「オーク」、「メイプル」の3つ。

それぞれの木の特徴をまとめたので、早速見ていきましょう。

バランス型のヒッコリー

引用:https://www.soundhouse.co.jp/products/detail/item/88851/

ヒッコリーは、ドラムスティックの中で最もよく使われている素材です。

この素材は、重量や硬さのバランスが良く、幅広い音楽のジャンルに対応できるのが良い所。

また、メジャーな素材なだけあって、バリエーションも豊富です。

どれを選ぶか迷っている人は、とりあえずヒッコリーを選べば間違いなし。

パワフルな演奏が得意なオーク

引用:https://www.soundhouse.co.jp/products/detail/item/200710/

オークは、ドラムスティックの木材の中で1番重量があり、硬いのが特徴。

その性質から、繊細な音を出すのにはあまり向いておらず、音圧を出したり力強い演奏をするのに向いています。

ヒッコリーに比べ、耐久力が高いのも魅力的。

ロックやメタルなどを演奏したいという人におすすめです。

繊細な音色のメイプル

引用:https://www.soundhouse.co.jp/products/detail/item/205179/

オークとは対照的に、繊細な音を出すのに適しているのがメイプルです。

この素材は1番軽く、耐久性が高くないので激しい演奏にはあまり向いていませんが、一方で細かい力の加減がしやすいので、繊細な表現が得意です。

また、シンバルを叩いたときの特徴的できれいな音色も魅力の一つ。

ジャズやクラシックを演奏する人に人気がある素材です。

チップの種類いろいろ

チップとは、スティックの先端部分のこと。

木製のウッドチップと、ナイロン製のナイロンチップがありますが、ここではよりメジャーなウッドチップに絞りました。

チップの形には、大きく分けて以下の4つがあります。

丸型、俵型、涙型、円錐型

私がこの部分の形で音が変わると知ったのは、ドラムを始めてから3ヶ月後で、既にスティックを買った後でした。

だから、少し悔しく思っています。

あなたはそんな思いをしないために、ここできちんと学んでおきましょう。

では、それぞれのチップの型について簡単に紹介していきます。

初心者におすすめ!丸型

ドラムスティック丸形

引用:https://www.soundhouse.co.jp/products/detail/item/180109/

この形は、チップのどの部分でドラムを叩いても打面の接触面積が一定なので、音の粒が揃いやすいです。

叩き方に変化をつけても、あまり音に反映されないので、物足りないと感じる人も。

ただ、少し叩く位置がずれても安定した音を出せることから、初心者にとてもおすすめな形です。

ロックを演奏するなら俵型

ドラムスティック俵型

引用:https://www.soundhouse.co.jp/products/detail/item/11189/

丸型を少し変形させたような形で、丸型の次に安定した音が出しやすいです。

また、丸型に比べ接触面積が広いので、パワフルな音が出しやすいのもポイント。

当てる部分を変えることで、音に強弱をつけられるので、ロックを演奏する人に人気な形です。

音の変化を楽しめる涙型

ドラムスティック涙型

引用:https://www.soundhouse.co.jp/products/detail/item/178808/

チップが先にいくにつれ細くなっており、涙の様に見えることから、涙型、あるいはティアドロップ型と呼ばれています。

この型は、チップを当てる位置によって接触面積が異なるので、細かな音の変化をつけることができます。

その一方で、何も考えずに叩くと音が不揃いになってしまうので、使いこなすには練習が必要。

ジャズやクラシックを演奏するのに向いたチップです。

繊細な表現ができる円錐型

ドラムスティック

引用:https://www.soundhouse.co.jp/products/detail/item/208731/

涙型がさらに進化した形で、当てた時の接触面積の差で、より微妙な音の変化をつけることができます。

一方で、涙型と同様に、テクニックが無いと音をコントロールできず、不安定な演奏になってしまいます。

上手く使いこなすには1番時間を要する形なので、ドラムを始めたばかりのうちは、避けるのが無難。

ただ、練習して使いこなせるようになると、さらに多彩な表現ができるようになりますよ。

スティックの太さは持ちやすい物を選ぶ

スティックの太さには、5A、5B、7Aというサイズが設けられています。

5Aは、各メーカーの基準となるスティックのサイズです。

明確な値が決められているわけでは無いので、メーカーごとに多少ばらつきはありますが、大きな差はありません。

ドラムを始める方は基本的にはこのサイズを選ぶと良いでしょう。

5Bは、5Aより一回り大きいサイズを指します。

当然、重量も増えるのでパワフルな演奏をしたい方や、5Aでは軽すぎるといった方に向いています。

しかし、初心者がいきなり5Bのものを使うと手首を痛めてしまう可能性があるので、慣れるまでは5Aを使うのをおすすめします。

7Aは5Aより一回り小さいサイズを指します。

つまり、5B>5A>7Aですね。

握力に自信が無かったり、より繊細な音を出したいという人に向いたスティックです。

こんな人はこのスティック!選び方の例


ドラムのスティックの種類について紹介してきましたが、情報が多くて覚えられないですよね。

分かりやすく整理して表にまとめたので、ぜひ参考にしてください。

ただ、スティックの太さは、基本的に5Aを使うことが多いので、表から省きました。

まずは、音楽ジャンルごとに向いているスティックのタイプです。

音楽ジャンル 適した木材 適したチップの型
全て ヒッコリー 丸型
ロック オーク 俵型
ジャズ、クラシック メイプル 涙型、円錐型

次に、スティックのタイプごとの、挑戦のしやすさです。

これは、一般的に言われていることと、私がドラムをしていた時の経験を基に、分類しました。

挑戦しやすさ 木材 チップの型
扱いやすい ヒッコリー 丸型、俵型
普通 メイプル 涙型
練習が必要 オーク 円錐型

この2つの表をもとに、スティックの選び方の例を挙げていきたいと思います。

何も決めてないけどドラムがしたい

当時の私の様に、「音楽ジャンルにこだわりは無いけど、とりあえずドラムがしたい」という人は、ヒッコリーでできたスティックを選びましょう。

ヒッコリーは、ちょうどオークとメイプルの中間くらいの素材。

だから、クセがなく扱いやすくて、基本的にはどの音楽ジャンルでもある程度対応できます。

私も初めてのスティックは、ヒッコリーの物を選びました。

チップも、音が揃いやすい丸型か俵型にすれば安心です。

ロックでかっこよく演奏したい

ロックを演奏したいという人は、オークを選ぶのも良いですが、1つ注意点が。

オークは少し重いので、慣れないうちから手数の多い曲を演奏していると、手首を痛めてしまう危険があります。

最悪の場合、腱鞘炎になることも。

そこで私がおすすめするのは、ヒッコリー×俵型チップの組み合わせ。

この組み合わせならロックの力強い音を出すことができ、重さに腕が疲れることもありません。

まずはこのスティックで練習を重ねてから、オークに移行していくようにすれば、無理なく演奏できます。

テクニックを磨きたい

これからテクニックを身に着けたいという人は、ティアドロップ型のチップのスティックで練習するのがおすすめ。

程良く扱いが難しく、叩く場所で音が変わるので、音のコントロールの仕方を学べますよ。

ただ、きちんとした演奏ができるようになるまで時間がかかるので、それなりのモチベーションが必要になってきます。

「練習はいくらでもできる!」という気合のある人は1度試してみてください。

まとめ

ドラムスティックには様々な種類があります。

初心者で、まだ自分が演奏したいジャンルがはっきりしていない人は、木材はヒッコリーで、チップは丸型の物を選んでください。

この組み合わせならどんなジャンルにも対応することができます。

ロックやメタルなど、激しい演奏をしたい人は、重量感があり耐久力が高いオークを選ぶのも良いですが、ヒッコリーの俵型チップのスティックもおすすめです。

ジャズやクラシックなど、繊細な音楽を奏でたい人はメイプルを選ぶと良いですよ。

チップは丸型や俵型から慣れていって、徐々に涙型や円錐型などにレベルアップしていきましょう。

スティック選びはかっこいいドラマーへの第一歩。

あなたのスティック選びのガイドブックになれば幸いです。

素敵な演奏が聴ける日を、楽しみにしています。

この記事を書いた人
タンサック編集部

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