寒いシーズンになると毎日のように使う毛布。
かなり使い込んできて「そろそろ買い替えるかなー」と思った時、さて古いほうの毛布はどうしましょう?
毛布のような寝具って新しいものに新調しても、処分の仕方がよく分からなかったり面倒くさそうという理由で古いほうを捨てるのを後回しにしがちですよね。
ちなみに私は最近タンスを確認すると、いつの間にか何シーズンも使ってない毛布が放置されていました。
しかし、毛布の中の湿度、温度はダニが生息するのに最適であるため、何千匹ものダニが生息していることをご存じでしょうか。
使わない毛布だから問題ないと思っても、重ねた寝具にダニが移りアレルギー症状の原因になりかねません。
こういうことを聞くと、処分するのが面倒くさいと放置していた毛布、今すぐ処分したいと思いませんか?
そうと決まればすぐに処分したいところですが、ここで気になってくるのは普通に処分する方法以外に、処分に伴う費用に関することでしょう。
「なかなか高級な毛布なのだけど、買い取ってもらうことはできないだろうか?」
「お金をかけずに処分する方法はあるのだろうか?」
確かに質のいい毛布をお使いの人でしたら買い取ってもらえればうれしいでしょうし、そうでなくともお金をかけずにラクラク処分できればそれに越したことはないでしょう。
そこでこの記事では、毛布の買取処分方法についてご紹介していきます。
思い入れはあるけど今となってはダニの温床となってしまっている毛布、賢く処分しちゃいましょう。
毛布の買取処分方法
毛布は粗大ごみに分類されるため、普通に処分しようとするとお金がかかってしまいます。
しかし毛布の買取サービスはいくつかあり、それを活用すれば毛布の処分費用が無料、または買い取り額でプラスにすることができます。
ここでは毛布の買取処分方法についていくつかご紹介します。
リサイクルショップへ依頼
家具などの買取と聞いてすぐに思い浮かぶのがこの方法ではないでしょうか。
昔からある方法ですが、一般家庭にある幅広い品物を扱っているリサイクルショップは毛布も買い取ってくれます。
実際リサイクルショップで毛布を売っているところはよく見かけますよね。
しかし、当然といえば当然ですがかなり使い込んでいたりして状態があまりよくない毛布については買い取ってもらえない場合があります。
リサイクルショップに並んでる毛布を見ても、買った時のケースに入っていてまだまだ使えそうな商品ばかり並んでますよね。
ちゃんと洗ってみたら結構きれいになることもありますが、買い取ってもらえないケースがあることも覚悟しておきましょう。
また、リサイクルショップだと売れた場合でもせいぜい以下のような相場みたいです。
かなり高級な毛布であればこの限りではありませんが、思った以上に安く捌かれるんだなーと感じませんか?
また、リサイクルショップでは出張買取を行ってくれるところもありますが、出張買取には基本的に手数料がかかります。
それを考慮すると、買取相場が低い毛布は「持ち込み買取」が基本になると思います。
いろいろ難点もありますが、基本的には即日対応してもらえるので、毛布の持ち込みが可能な方、一刻も早く処分したい方におすすめの方法です。
フリマアプリの活用
続いてご紹介するのは最近人気急上昇中のフリマアプリ。
家具・家電を売買できるフリマアプリとして思い浮かぶのは「メルカリ」、「ジモティー」などがありますね。
最近はアプリの使い勝手の良さが日に日によくなっていっているのと、コンビニと提携した配送サービスが充実してきていることで初心者でも使いやすくなってきています。
フリマアプリにハマる人、結構増えてますよね。
フリマアプリの特徴としてはこのような手軽さの他に、お客と直接やり取りするため買取価格をリサイクルショップの買取相場より上げることができることです。
試しに「メルカリ 毛布」などと検索してみると、おおよその相場を見ることができます。
このようにかなり幅広い価格帯で取引されています。
「フリマアプリは利用したことないから使いこなせるか不安・・・」と思っている方も一度使ってみると意外に簡単だったりします。
一点注意してもらいたいのが、使い込んだ毛布だと多少のシミ、ほつれなどがあるかもしれないので、そういう商品としてのマイナスポイントはきちんと説明しましょう。
マイナスポイントを隠してキレイな情報だけ載せていると、思わぬクレームのもとになりかねません。
取引する相手とトラブルにならないような配慮はいりますが、リサイクルショップの相場よりも高い値段で買い取ってもらいたいと考えている方にはおすすめの方法です。
宅配買取サービスの利用
リサイクルショップと少し似ていますが、「リサイクルネット」という会社では布団を発送すれば査定、買取を行ってくれる宅配買取サービスを提供しています。
引っ越しなどのタイミングで処分したい家具を一括で買い取ってくれるというサービスですが、確認してみると毛布などの寝具も買い取ってくれるとのことでした。
しかし毛布については状態のいいブランドものに限るというのが少し難点ですね。
高級な毛布を使用していた方なら試す価値あり!
梱包の手間はありますが、家から発送してそのまま買い取ってもらえるのはなかなか手軽ですよね。
毛布の買い替え時はもちろん、引っ越しのタイミングでタンスにしまっている捨てるに捨てれなかった毛布をまとめて捨てたときにおすすめです。
詳しくは以下のリンクからどうぞ。
毛布の廃棄処分方法
先ほどまでは毛布の買取処分方法についてご紹介しました。
買取処分にはある程度制限があり、毛布の状況によっては買い取ってもらえずやむなく廃棄処分とする場合もあると思います。
何度か説明していますが、毛布は粗大ごみなので廃棄処分は基本的にお金がかかります。
しかしやり方によっては粗大ごみとしてではなく無料で廃棄処分できる方法もあります。
こちらの章では、ちょっと番外編的な位置づけですが毛布の廃棄処分方法についてご紹介しましょう。
粗大ごみとして処分
一番オーソドックスな毛布の処分方法は、粗大ごみに出すことです。
自治体によりけりですが、一辺の長さが30センチを超える毛布だと粗大ごみとして分別されているようです。
毛布を粗大ごみとして処分する場合の料金は大体以下の通りとなっています。
お金はかかるといっても、正直この程度?と思った人も多いでしょう。
ですが粗大ごみの場合、自治体への連絡、回収日の取り決め、回収日にごみ出しなどいろいろ面倒なこともあります。
お金を払う上にこんなことするのは正直面倒くさいですよね。
ちなみに、本来燃えるはずの毛布がなぜ粗大ごみとして処分しなければならないかというと、毛布の繊維は細かくて頑丈なためごみ回収車やごみ処理施設の裁断機などに絡まる可能性があるためだそうです。
逆に一辺が30センチ未満の布団だと裁断機に絡まないの?という素朴な疑問はありますが、安全に処分するために必要なことだと覚えておいてください。
燃えるごみとして処分
「毛布は粗大ごみ」と紹介した後ですが、実は燃えるごみとして処分してもらう方法もあります。
燃えるゴミならお金もかからないうえ回収日が何度もあるため、粗大ごみよりも圧倒的に手軽ですよね。
もちろん「本来は粗大ごみ」の毛布であるため、燃えるごみとして処分するには2つ方法があります。
- 一辺が30センチ未満(自治体によっては50センチ未満)になるように折り畳む。
- 毛布を細かく裁断する。
1つ目については一見すると「そんなことでいいの?」と言いたくなるほど簡単なことに思えます。
ですがよくよく考えてみると、毛布で一辺が30センチ未満とはかなりコンパクトにする必要があるので、実際はかなり限られるケースであることが分かります。
試しに私も家の毛布で頑張ってみましたが、無理でした・・・。
ですので実質毛布を燃えるごみとして処分する方法は2つ目の方法になると思います。
私は毛布ではなくマットレスを自力で裁断したことがあるのですが、その経験から簡単な手順をまとめます。
- 分解しやすくするためカッターで毛布の端を切り、表面の布、中綿に分解する。
- 固い綿の塊などはさらに細かく裁断する。
- 分解したパーツを別々の袋に分けて入れる。
こんな感じで基本的には頑丈なハサミやカッターなど、布を切り刻める道具があればできます。
細かいことですが裁断の際に中の綿が飛び散る可能性があるので、風が強く吹く部屋などでやると後始末が面倒なことになります。
なるべく無風の部屋でやるようにしましょう。
無料で処分するために多少の手間は惜しまないという方はぜひお試しください。
まとめ
毛布の買取処分と廃棄処分についてご紹介しました。
一口に処分といっても色々な方法がありました。
普通のやり方であれば粗大ごみとして出せばOKなのですが、粗大ごみに出すのもそれなりに手間ですしせっかくなら買取という形でキャッシュバックが欲しいところですよね。
昔ながらのリサイクルショップ以外にも最近だとスマホがあれば参加できるフリマアプリが増えてきており、手軽さと売買額が上がってきていることが分かりました。
しかし私は、フリマアプリをそこまで使ったことはないので、ちょっとハードルが高いです。
今回「リサイクルショップへ依頼」ということで紹介した、宅配買取のリサイクルネット。
こちらは毛布だけでなく、日用品もリサイクルしてくれます。
最近私の家は、使わないものが増えてきたので、一度買取の値段がつくのか試してみたいと思いました。
たかが毛布とは言え中には高級品もあるので、自分が納得いく形で処分できればうれしいですよね。