「洗濯倉庫」は家にいながら布団のクリーニングを頼むことができる、宅配クリーニング業者です。
家でなかなか洗濯できないものは、専門のクリーニング業者にお任せするわけですが、それを家でお願いできてそのまま家に届くというのは、かなり手軽で便利なサービスですよね。
しかし、なかなか洗濯しない布団を、しかも宅配でお任せするのってどうなんだろうか、また値段はどのくらいなんだろうと、いろいろ気になります。
私としては、「宅配までやってくれるのだから安いわけないよなー」と思うわけです。
また、「洗濯倉庫の宅配布団クリーニングは他と比べてどこがいいのか」とか、「宅配クリーニングの洗濯倉庫って使いやすいのかな」といった疑問もあります。
直接行かないお店だからこそ気になることってありますよね。
今回の記事では洗濯倉庫の布団クリーニングはどういうサービスなのかについてと、お手軽に使えるのかということをご紹介していきます。
洗濯倉庫がそもそもどういうお店なのかも簡単に紹介しますね。
この記事を読めば、洗濯倉庫をすぐに利用したくなること間違いなしですよ。
※この記事に書かれた内容は、2020年11月現在のものです。
宅配布団クリーニングの洗濯倉庫とは
布団のクリーニングを請け負ってくれる宅配クリーニング業者がいくつもある中、洗濯倉庫にはどのような特徴があるのでしょうか。
また、布団クリーニング以外にどういったサービスを提供しているのか。
洗濯倉庫の魅力をご紹介します。
布団クリーニングが楽々完了
持ち込み型のクリーニング店の場合、クリーニング屋まで大きい布団を運んでいき、クリーニングが終わればやっぱり持って帰らなきゃいけないですよね。
シャツとかスラックスならまだしも、大きい布団ならかなりの労力です。
しかし宅配クリーニングであれば布団のクリーニングも楽々!
布団の集荷から返却まで1つの申し込みで受けてくれるので、ずっと家にいながら布団のクリーニングが完了します。
徒歩しか移動手段しかない方は大助かりですね。
この手軽さは、持ち込み型のクリーニング店に比べるとかなり魅力的です。
オフシーズンに便利な保管サービス
洗濯倉庫では、洗った布団をそのまま預かってくれる保管サービスを提供しています。
しかも保管期間は最長9か月なので、例えば冬用の布団であれば、3月に預けて肌寒くなる11月に受け取る、といったことも可能です。
家で保管する場合、冬用の布団はオフシーズンの間押し入れやクローゼットにしまうことになると思いますが、結構かさばってジャマですよね。
しかも他の衣類とごちゃ混ぜにしてしまっておくと、せっかく洗ってもダニの繁殖などが心配。
そういった人におすすめできるサービスです。
洗って保管、しかもかさばらない、を実現してくれるんですね。
せっかくきれいに洗濯したのに、他の布団と一緒に押し入れに押し込み、次のシーズンで使うとぺちゃんこで、ほのかに押し入れのにおいがする…。
毎年そんなことになっている人は、一度プロに洗濯から保管までお願いしてみましょう。
ちなみにこたつ布団もお願いできるので、夏の間使わない布団類も洗って保管してもらえますよ。
布団シーツやカバーもクリーニング可能
別途料金にはなりますが、洗濯倉庫では布団シーツやカバーのクリーニングも同時に行ってくれます。
専用の布団ケースと一緒に入れるだけなので、別で申し込みする必要もありません。
せっかく洗うなら、布団カバーも一緒にきれいにしたいですよね。
また洗濯倉庫では、クリーニング仕上げに以下のオプションサービスがあります。
- 抗菌、防カビ、防ダニ加工をしてくれるあんしんパック。
- かさばる布団を小さくしてくれる圧縮サービス。
あんしんパックはきれいな状態が長持ちするので、次の洗濯は1年後など間が空いても安心。
圧縮サービスは、洗濯倉庫に預かってほしい訳ではないけれど、自宅でスペースを有効活用しつつ保管したい方におすすめです。
かゆいところに手が届くオプションも洗濯倉庫の魅力、というわけですね。
洗濯倉庫を使ってみよう
ここまで、洗濯倉庫の布団クリーニングがどういうものなのかを説明してきました。
長い間洗濯してこなかった布団、さっそく洗ってみたくなってきませんか。
でも実際に使おうと思ったら、登録やらなんやで、やっぱり面倒くさかったり高かったりするんじゃないのと考える方もいらっしゃるでしょう。
そんな疑問にお答えするため、実際に洗濯倉庫を利用する場合はどういう手順になるのか、料金はいくらになるかを説明していきます。
この章で洗濯倉庫の手軽さをさらに伝えていきますよー。
申し込み手順は簡単4ステップ
申し込み手順はたったの4ステップで、Webからクリーニングを申し込んで宅配業者に引き渡す以外は、基本的にやることがありません。
- 申し込みフォームから布団クリーニングを申し込み。
- 布団を専用ケースに詰めて宅配業者に預ける。
- お店でクリーニング、希望があればそのまま保管。
- 受け渡し日に家までお届け。
手順3はお店でやってくれることなので、お客さんからすると実質3ステップ。
まずは公式ホームページの申し込みフォームから、ざっくり以下の項目を入力して布団クリーニングを申し込みます。
- パック(※)、オプションの選択
- お客様情報(住所、支払方法など)
- 会員種別(※)の選択
- 商品の受け渡し日の指定
※後ほど詳しく説明します。
お客様情報や会員種別は初回申し込み時だけの入力なので、以降の申し込みはパックと受け渡し日を指定するだけです。
申し込み後、洗濯倉庫から専用の布団ケースが届くので、宅配業者に布団ケースを預けます。
あとは受け渡し日に布団が届くのを待つだけ。
ちなみに、お布団が洗宅倉庫に届いてから約10日~2週間ほどで手元に戻ってきます。
たったこれだけです。簡単でしょう?
気になる方は公式ページから注文フォームを見てみましょう。
私も試しに覗いてみましたが、これを入力するだけでクリーニングが完了できるんだー、と感心しました。
最初の手続きは住所やお支払方法などを入力する必要がありますが、一度登録すると2度目からはさらにお手軽に利用できますよ。
洗濯倉庫の料金設定
いくら使いやすいサービスとはいえ、その分料金がめちゃめちゃ高かったら誰も利用したくないですよね。
ということで、続いて洗濯倉庫の料金設定をお伝えするのですが、その前に先ほど(※)印を付けた、洗濯倉庫の会員種別とパックについて説明します。
洗濯倉庫にはスタンダードなシルバー会員と、優待会員のゴールド会員の2種類がありそれぞれ以下の特徴があります。
シルバー会員 | ゴールド会員 | |
会員費用 | なし | 月額280円 |
クリーニング割引 | なし(通常価格) | 最大50%引き |
このように、ゴールド会員は会員費用が掛かってしまいますが、各種割引が受けられます。
ちなみにゴールド会員の月額費は初月無料となっています。
続いてパックについてですが、布団クリーニングでは布団2点パックと3点パックがあり、その名の通り布団の数に応じたパックです。
1点と数える単位については、細かく指定されていて詳細は省きますが、例えば枕や毛布は0.5点とカウントし、2つで1点といった具合です。
例2:掛布団(ダブルまで)1枚、敷布団(ダブルまで)1枚、ベビー布団1枚⇒3点パック
このように、洗濯倉庫の布団クリーニングはざっくり会員種別とパックによって決まります。
ところでゴールド会員は月額280円ですが、果たして月額費に見合う割引をしてくれるのか気になるところ。
では、会員種別とパックごとの布団クリーニング費用を見てみましょう。
シルバー会員 | ゴールド会員 | |
2点パック | 12,280円 | 10,280円 |
3点パック | 15,280円 | 12,280円 |
2点パック(保管あり) | 15,280円 | 12,280円 |
3点パック(保管なし) | 19,780円 | 15,280円 |
この料金表をパッと見てどう感じるでしょうか?
私の第一印象としては、布団のクリーニングってせいぜい年に1回程度だし、それで1万円ちょっとなら安いほうかな、といった感じです。
また、ゴールド会員割引はシルバー会員に比べて2,000円以上お得になります。
月額費に換算すると約10か月分ですね。
しかもゴールド会員割引は布団クリーニングだけでなく、洗濯倉庫の他のクリーニングでも適用できるので、布団クリーニング以外を使う方はその恩恵を十分に受けられます。
それなりの頻度で利用する方なら、ゴールド会員はおすすめです。
ちなみに、他の宅配クリーニング業者の料金をざっと調べた感じだと、布団2点で15,000円弱なので、洗濯倉庫の布団クリーニングは安い部類に入りますね。
たまにまとめて洗濯するのであれば、納得のお値段です。
洗濯倉庫のその他サービス
これまでは、洗濯倉庫で布団クリーニングを利用する場合のシミュレーション、そして料金体系を説明しました。
洗濯倉庫は申し込みが手軽であることと、相場より安めのお値段ということがよく分かりましたね。
また、料金のところでゴールド会員について説明しましたが、ゴールド会員の割引はそれなりの頻度で利用する人が恩恵を受けられると説明しました。
ここからはおまけ情報ですが、洗濯倉庫のその他魅力的なサービスをご紹介します。
これらのサービスを知れば、ゴールド会員になってでも洗濯倉庫を利用し続けたいと思いますよ。
まとめてクリーニングがお得
せっかく家から宅配クリーニングを利用するわけですから、ちまちま数着だけっていうのはもったいない気がしますよね。
洗濯倉庫では最大上限20着までまとめて申し込める「詰め放題クリーニング」があります。
これは、「詰め放題」という名の通り、専用の集荷用バッグに衣類を詰め込んでクリーニングに出せるサービスです。
集荷用バッグにはMとLの2種類があり、Mは上限10着まで、Lは上限20着までまとめて頼むことができます。
このサービスの特徴は、上限内であれば定額で申し込めることで、1着ずつ頼む場合と比べてクリーニング料金がお得になることです。
衣類と会員の種類にもよりますが、4,000円近くお得になる場合もあるとか。
宅配クリーニングのメリットを最大限活かせるサービスですね。
さらに布団クリーニング同様、クリーニングした衣類を最長9か月間そのまま保管してくれるサービスも用意しています。
衣替えのタイミングなどでクリーニング後、そのまま預かってほしい方には大助かり。
洗濯倉庫のまとめクリーニングは、洗濯物を詰め放題できてお得、しかもクリーニング後も預かってくれてアフターサービスもバッチリ、というスキがないサービスなのです。
幅広い衣類を取り扱い
最近のクリーニング業者は、普段使いのお洋服以外に、着物、カーペットなど特殊な衣類も取り扱う傾向がありますが、洗濯倉庫はどうなのでしょうか?
もちろんその辺もぬかりありません。
洗濯倉庫では着物、皮革、ファーなどの貴重品から、カーペット、シューズなど幅広く取り扱っています。
着物なんて持ち歩くのもちょっと大変だから、家まで取りに来てくれると助かりますね。
素材に合わせた丁寧な洗浄をおこない、プロの目によるトリプルチェックで仕上がりをしっかり確認。
これなら、普段洗えないような大事な衣類も、安心して任せられますね。
まとめ
今回は、洗濯倉庫の布団クリーニングについてクローズアップした紹介記事でした。
私が調べてみた感じの第一印象は、「持ち込み型のクリーニングより使いやすそう」と素直に思えました。
会員の種類は考えなければいけませんが、基本的に登録フォームに基本情報を打ち込めばすぐに利用することができ、お家にいながらクリーニングが完了するのですから。
毎回のクリーニングの申し込みも、自分で宅配業者とやり取りする必要はないのでお手軽です。
お値段も、布団は多くてせいぜい半年に1回の洗濯でしょうから、それを考えるとなかなか安いですね。
あなたが持っている宅配布団クリーニングの印象は変わったことでしょう。
気になってみた方は、まず年会費無料のシルバー会員からでも試してみるといいですよ。
ホントに布団クリーニングが簡単に完了します。
そしてそのままゴールド会員になっちゃいましょうね。