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親の見守りどうする?無料アプリやセンサーなどおすすめ5選

終活

先日、昔の友人から久しぶりに電話がありました。

最近の心配事は、離れて暮らしているお母さんのことなのだとか。

「血圧が高いからお風呂で倒れないか心配。」

「ガスを止めるのを忘れて火事になったらご近所にも迷惑がかかる。」

「呼び寄せようとしたけど、住み慣れたところを離れるのを嫌がって。」

と困り果てている様子。

私の場合は、姉が母の近くに住んでくれているので、安心なのですが、たぶん友人のような悩みを持った方は多いのではないかと思いました。

でも、困っている人が多いなら、きっといいサービスもあるはず。

調べてみると、思ったとおりたくさんのサービスが見つかりました。

今回は親を見守るサービスの中から私がおすすめしたい5つをご紹介します。

親の見守りサービスおすすめ5選

見守りサービスは、自治体でもやっているところがありますので、まずは、親が住んでいる地域の自治体のサービスを調べてみましょう。

使えそうなものがなかったら、民間のサービスを利用することになります。

私が親の見守りサービスとしてまず頭にうかんだのは、お弁当を手渡しして安否確認もしてくれるサービスなのですが、調べてみるとほかにも様々なものがありました。

その中からおすすめしたいサービスとして、次の5つを選びました。

  • スマホの無料アプリ
  • 見守り機能付き電話機
  • センサー
  • 電力会社の見守りサービス
  • 警備会社の見守りサービス

これらについて、ひとつずつご紹介していきます。

(以下の情報はすべて2020年12月時点のものです。)

安否がわかるスマホの無料アプリ

スマホのアプリには、高齢者の見守りに使えるものがあります。

Android用「あんしん365」とiOS用「お元気ですか」は、親のスマホにアプリをインストールすることで、安否を確認することができます。

【あんしん365】

  • アラームをタッチして止める操作があるかどうかで無事を確認できる。
  • 1日3回まで指定したい時刻にアラームを設定。
  • 家族のもとに、タッチしたかどうか、通知メールが届く。
  • 通知メールには位置情報を含めることができるので、どこにいるかを知ることもできる。

【お元気ですか】

  • 「元気がある」「元気がない」「助けはいらない」「助けが必要」など8つのメッセージが書かれたボタンを押すだけでコミュニケーションが取れる。
  • 送信を促す通知が設定できるので、毎日決まった時刻にメッセージを送信してもらうようにすることもできる。

どちらも無料アプリなので、親がスマホを持っている場合は新たな費用がかからないのがいいところですね。

親の協力が必要ではありますが、簡単操作なので、負担もかけません。

毎日電話できればそれにこしたことはないけど、忙しいと難しいですよね。

それに、毎日話すとなるとお互いにストレスになりそうです。

話さなくてもタッチするだけで無事がわかるところがいいですね。

毎日無事を知らせてもらえば安心。

見守り機能がついた電話機

引用元:https://jp.sharp/phone/products/jdat90/

高齢者にとってなじみがあるのは、やはりスマホよりも固定電話です。

私の80代の母は、新しい機械には抵抗があってスマホは持ってくれません。

シャープの電話機JD-AT90CLは、見守り機能と詐欺対策機能をあわせ持った、高齢者を守ってくれる電話機。

【見守り機能付き電話機JD-AT90CLの特徴】

見守り機能

  • 指定時間にモーニングコールして、電話に出ると日替りメッセージを流し、出ないと登録先へ知らせる。
  • 別売りで緊急呼び出しボタンをリビング、脱衣所など10個までつけることができる。
  • ボタンを押すと家の電話が鳴り、応答がなければ、登録先へ知らせる。

詐欺対策機能

  • 着信音が鳴る前に「この通話は防犯のため録音されます。」と相手方にメッセージを流す。
  • 切らない相手には名前を名乗るようさらにメッセージを流す。
  • 自動で通話内容を録音。
  • ナンバーディスプレイに契約すれば、登録した番号からの電話にはメッセージは流さないなど、様々な機能が使える。

価格はオープン価格なのですが、価格.comで調べたら最安値で、13,150円(税込)でした。

レビューを見ると、高齢者には最初の設定が難しいとのことなので、設定をしてあげた方がいいと思います。

緊急呼び出しボタンは、水しぶきがかかっても大丈夫なので、脱衣所にも設置が可能。

お風呂で気分が悪くなったときも知らせてもらうことができますね。

今は、振り込め詐欺など高齢者を狙った犯罪も多くて心配ですが、この電話機なら犯罪やセールスから親を守ることもできます。

私の母も警戒心がなくて心配。

電話機を変えるだけなら簡単だし、これに変えるのもいいかも。

高齢者はお金も狙われています。

親の生活の様子がわかるセンサー

引用元:https://panasonic.jp/hns/products/hjs200.html

親の家にセンサーを設置すれば、人の動きやドアの開閉の情報で、親の生活の様子がわかります。

センサーに反応がなければ、電話したり、かけつけたりして確認できますね。

高齢者見守りのためのセンサーは、いろいろ売り出されています。

1例として、パナソニックの人感センサーKX-HJS200-Wをご紹介します。

【人感センサーKX-HJS200-Wの特徴】

  • 人の動きを赤外線による温度変化で検知。
  • センサーが反応すると、登録されたスマホに通知。
  • 無反応の場合に通知する設定にもできるので、トイレの前など必ず通るところに設置しておけば、親の異常を知ることができる。
  • 別売りの開閉センサーも組み合わせれば、ドアや窓の開閉もチェックできる。
  • 人感センサーと開閉センサーは合わせて50個まで設置が可能。
  • 別売りのホームユニットとWi-Fiが必要。

価格はオープン価格ですが、価格.comで調べた最安値は、人感センサー3,638円(税込)、ホームユニット9,660円(税込)でした。

機器を買ったら月々の料金はかからないのですが、Wi-Fiの料金がかかります。

Wi-Fiがなくても月々の料金を払えば使えるセンサーもあるので、親の家にWi-Fiがない人はそういったセンサーをチェックするのもいいかもしれません。

センサーの感度がいいとのレビューでしたし、有名メーカーということでご紹介しました。

センサーを使った見守りは、親は普段どおりの生活をすればいいので、負担をかけないのがいいところですね。

カメラと違って、プライバシーも侵害しません。

私の親の場合を考えてみても、カメラだとたぶん嫌がりますが、センサーなら大丈夫だと思います。

開閉センサーもつければドアや窓の閉め忘れも確認できます。

電力会社の見守りサービス

電力会社やガス会社では、見守りサービスを行っているところが多いようです。

ここでは、東京電力の見守りサービス「遠くても安心プラン」をご紹介します。

【遠くても安心プランの特徴】

  • 日本全国どの電力会社のサービスエリアでも利用できる。
  • 親の家電の使用状況をAIが分析し、スマホに送信。
  • いつもと違う使われ方をした場合や、長時間使っていない場合はメールで通知。
  • 見守る家電は、エアコン、炊飯器、電子レンジ、ヒーター・ドライヤー・ケトルなどの高熱家電、掃除機、洗濯機、テレビ、IHクッキングヒーターの8種類。
  • 連絡がつかないなど、心配な時は訪問を依頼できる。(玄関先まで)
  • 身近な家族や親戚など、最大5人で見守ることができる。

親の家の分電盤にセンサーを取り付けることで、家電の使用状況がわかります。

例えば、「7:00頃から5時間テレビをつけていました。」といった情報がスマホに送信。

どんな家電を、何時ごろから何時間使ったということがわかりますので、家電の使用状況だけでも親の生活の様子をかなり知ることができます。

暑い時にエアコンをつけていないなど、熱中症のおそれがある時もメールで通知。

私の親もそうなのですが、お年寄りって少々暑くてもエアコンをつけない方が多いそうです。

メールが来たら、電話してエアコンをつけるように促すことができますね。

【遠くても安心プランにかかる費用】

買取Aコース買取Bコースレンタルコース
初期費用(税込)35,750円65,780円3,300円
月額費用(税込)2,170円1,070円3,270円

Wi-Fiが必要ですが、ない場合は初期費用はプラス19,103円(税込)、月額費用はプラス990円(税込)で使えます。

費用は、訪問サービス(2回まで無料)が含まれるためか、やや高めな印象。

それでも、親から遠く離れていて、様子を見に行ってくれる親戚などもいない場合は助かりますね。

お住いの地域の電力会社やガス会社に、もっといいサービスがあるかもしれませんので、調べてみるのもいいかもしれません。

ガス会社ではガスの止め忘れを教えてくれるところもあります。

警備会社の見守りサービス

引用元:https://www.secom.co.jp/mimamori/

警備会社の見守りサービスというと、やはりプロの安心感。

親に何かあったときに家の中までかけつけてくれるというのは、頼もしいですよね。

特に持病のある親なら、倒れた時の対処の速さは大切です。

でも、初期費用や月々の料金が高額になるイメージなのですが、実際のところはどうなのでしょうか。

ここでは、大手警備会社、セコムの見守りサービスをご紹介します。

【警備会社セコムの見守りサービスの特徴】

  • 見守りサービス
    生活動線(トイレなど必ず通る場所)にセンサーを設置、一定時間動きが無い場合は異常信号をセコムに送信、状況に応じてかけつけて対応。
  • 救急通報サービス(室内のみ)
    急病やケガなどの際は、ペンダント型の救急通報ボタンを「握るだけ」でセコムに救急信号を送信。
    生活防水型のため、浴室などでも使える。
  • セコムの看護師に身体のことや健康について24時間無料で電話相談できる。
  • 扉とドアのセンサーで、防犯対策もできる。
  • 火災警報器を設置、ブザーで知らせて、セコムにも異常信号を送信。

やはり警備会社のサービスは至れり尽くせりですね。

これなら、心配な点はほとんどカバーできていると思います。

親から遠く離れている人も安心なのではないでしょうか。

気になるのは費用面ですが。

【救急通報・安否見守りを含むプランの金額】

買い取り料金レンタル料金
初期費用(税別)117,200円64,000円
月額費用(税別)3,000円4,700円

確かに他よりは高くなりますが、サービス内容を考えると、思ったほど高くはないという印象。

これなら、遠く離れたお母さんのことを心配している友人にもおすすめできそうです。

友人にはこれをおすすめしてみよう。

セコムのかけつけサービスをお手軽に利用できる「セコムみまもりホン」というサービスがあります。
加入料10,000円(税別)月額料金2,200円(税別)。
・専用端末の救急ブザー用ストラップを「引っ張るだけ」でセコムに救急通報。
・家の中でも外でもセコムがかけつけてくれる。
・携帯電話としても使用可能。

セコムみまもりホンは単独でも加入できます。

実際に出動した場合は別料金がかかりますが、この月額料金でいざというときかけつけてもらえる安心感が得られるのはいいですね。

携帯電話としても操作が簡単で使いやすく、家族が安否確認や位置情報検索をすることもできます。

特に親に持病があるという方におすすめです。

まとめ

親の見守りができる5つのサービスについてご紹介してきました。

調べてみて、今はたくさんのサービスがありますし、これからもいいものがたくさん出てきそうだなと思いました。

一口に親の見守りと言っても、どの程度手厚く見守るか、どれくらい離れた距離に住んでいるのかでも選ぶサービスは変わってきます。

認知機能はしっかりしているのか、持病があるかなど、親の健康状態。

何かあったときかけつけられる距離に住んでいるのか。

親や自分の性格や好みに合ったものか。

見守られる側の親とも相談して、どちらも納得できるものを選びたいですね。

私は姉が近くにいるからと安心していましたが、見守りサービスがあれば一緒に見守ることができて、姉の負担が減らせそうです。

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この記事を書いた人
タンサック編集部

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