大掃除の順番はどこから?選べる2パターン。アナタはどっち

片付け

「さあ、大掃除を始めよう。」

と言ってはみたものの、いったいどこから手を付けていいのか分からない。

途方に暮れてどんどん時間だけが過ぎてゆき、バタバタして結局終わらず、なんてことありませんか?

私はここ数年そんな事を繰り返してきたので、いい加減ちゃんと大掃除をやろうと思い立ちました。

ですが手当たり次第にあちこち手を付けてもまた、中途半端なまま終わってしまうのが目に見えています。

そこで思い出したのは、会社の先輩に教わった「段取り8割」という言葉。

何事も準備さえしっかりしておけば、仕事はスムーズに進められる、という意味です。

そうだ、大掃除も仕事と一緒で段取りが大切。

その為にはまず、どこから掃除をするのか順番を決めよう、という事で考えてみました。

大掃除はどこから?順番を決めよう

大掃除を始める前にまず決めたいのが、掃除をどこからやるのか、順番を決めておくことです。

こうする事で、大掃除のスタートからゴールまでのイメージがしやすくなり、次はどうしよう、と迷う事が無くなり効率よく大掃除が出来るようになります。

その順番の考え方ですが、2パターンあります。

1つは大変そうな場所順にやるこちら。

キッチン⇒窓⇒お風呂⇒トイレ⇒各部屋⇒廊下⇒玄関

水回り系を先に大掃除するパターンです。

この順番の様に大物を先に片付けてしまえば、後の掃除が楽に感じられます。

また、キッチンと窓、お風呂とトイレはそれぞれ近くにある場所なので隣合わせの順番にしました。

近い場所を一緒にした方が効率が良く掃除が出来るのでこの4ヶ所は、各家庭の部屋の間取りによって順番を変えてみて下さいね。

もう1つはその逆で、簡単そうな場所順にやるこちらの方法です。

玄関⇒廊下⇒各部屋⇒トイレ⇒お風呂⇒窓⇒キッチン

玄関は家の中でそんなに大きな面積を取らない上に、1番最初に目が付く所なので、ここがキレイになると気分よく、その次の掃除も進めやすくなります。

なぜ2パターン用意したのかは、次で触れていきます。

アナタはどっち?タイプ別大掃除の順番

大掃除をどこからやるのか順番を考えた時にまず、大変そうな大物にとりかかるのか、それともすぐ終わる簡単な場所から掃除するのか上に2パターンをあげました。

どっちがいいのか迷うわ

私が思うのは、どちらも正解で、その人の性格によって変えたらいいのではないかという事です。

大きく分けて、「しっかり計画に沿って進めて行きたいタイプ」と、「ノリと勢いを大切にしたいタイプ」に分けて考えてみました。

物事は計画に沿って進めたいタイプ

私はきっちり勧めたい派

決められた計画通りに物事を進めていくのが得意なアナタ。

そんなアナタにおすすめな大掃除の順番は、大物を最初に片付ける方法です。
上に書いた1パターン目のこの順番です。

キッチン⇒窓⇒お風呂⇒トイレ⇒各部屋⇒廊下⇒玄関

計画通りに順を追ってタスクをこなしていく事に喜びを感じるこのタイプなら、最初に大物を片付ける事にも苦を感じずできるはず。

大物から始めて最後に簡単な場所で終わる、というやり方でひとつずつこなしていきましょう。

ノリや勢いを大事にしたいタイプ

テンションが上がらないと掃除したくないわ

仕事も遊びも、1番重要なのはテンションでしょ、というアナタ。

そんなアナタにおすすめな大掃除の順番は、簡単に済ませられる場所から始める方法です。

上で書いた2パターン目のこの順番です。

玄関⇒廊下⇒各部屋⇒トイレ⇒お風呂⇒窓⇒キッチン

先ずは簡単に終わる玄関から始めて、「出来た」という達成感を味わえれば、その後も小さな達成感を積み重ねていくうちに、どんどんテンションがあがっていき大掃除が楽しく進められるでしょう。

あなたはどちらのタイプでしょうか。

ピンと来たタイプの方の順番で進めてみましょう。

大掃除をやる順番が決まったら次は、各場所ごとの掃除の順番についても決めていきます。

高い所⇒低い所、奥の方⇒手前が基本

大掃除をどこからやるか順番が決まったら、次はそれぞれの場所を掃除する順番も決めておく必要があります。

例えばリビングを掃除する時、もし先に床掃除をしてから照明の掃除をしたらどうなるでしょうか。

床が汚れた、やり直しだわ

せっかく掃除をしてキレイになった床に、照明の傘のホコリが落ちてきて、もう1回床掃除をする事になり効率が悪くなります。

なので高い所(天井や照明)を最初に掃除して壁、床と低い所へ向かって順番に掃除しましょう。

また、部屋の奥の方から手前へ向かって掃除を進めれば、ゴミや掃除道具の移動もスムーズで掃除がしやすくなります。

という訳で、掃除を進める順番は高い所から低い所へ、奥の方から手前へが基本です。

「放置」する時間を有効に使おう

効率よく大掃除を終わらせたいの

大掃除は出来るだけ効率よく早く済ませたいですよね。

その為には、「放置」する時間を有効に使う事です。

具体的には、

  • カーテンやクッションカバーなどの布類を洗って干す
  • キッチンの油汚れを洗剤に漬ける
  • お風呂のカビ取りスプレーを吹きかける

などで、これらの作業は掃除の順番に関係なくまず始めにやってしまい、その待つ時間で他の掃除を進めて行きます。

この「放置」する時間を有効に使ってムダの無い大掃除をしましょう。

大掃除を1日で終えるタイムスケジュール

忙しくて大掃除する時間が無いしやめようかな

大掃除は何日かに分けて行う方が無理なく確実に出来ますが、中には忙しくて1日しか時間が取れないという人もいますよね。

でも大丈夫、この順番と時間配分でやれば忙しいアナタでも、1日で大掃除を終わらせる事が出来ます。

順番は先にあげた1パターン目の、大変な水回りを先に掃除する方法で考えました。

布類を干したり窓掃除をする事を考えて、晴れた日の午前中からスタートしましょう。

進行時刻 作業時間 タスク 作業内容 用意するもの
8時00分 15分 布類の洗濯 カーテン・クッションカバーを洗濯機に入れる 洗濯洗剤
8時15分 45分 キッチンの漬け置き キッチンの換気扇で取り外せる部分やスプレーを吹きかけられる部分に洗剤を吹きかけたり漬け置きをする 油汚れスプレーや洗剤
9時00分 30分 干す 洗濯したカーテン・クッションカバーを干す 洗濯バサミ
9時30分 60分 キッチン掃除 漬け置いた油汚れを先に掃除してから、コンロや家電、水回りなどを掃除する ゴム手袋、油汚れシートクリーナー、コゲ落とし、スクレーパー
10時30分 15分 休憩
10時45分 15分 お風呂の漬け置き お風呂のカビ取りスプレーを吹きかける カビ取りスプレー
11時00分 60分 窓掃除 網戸⇒窓⇒レールサッシの順番で掃除する 網戸用シートクリーナー、窓掃除スポンジ、水取りワイパー、サッシブラシ
12時00分 60分 お風呂掃除 天井から壁、湯舟、鏡とお風呂グッズ回り、床の順番に掃除する 天井ブラシ、鏡磨きスポンジ、お風呂洗剤とスポンジ、床ブラシ
13時00分 60分 昼休憩
14時00分 60分 トイレ掃除 天井や壁を拭き、床は便器の後に最後に拭く シートクリーナー、トイレ洗剤、すきま掃除スティック
15時00分 60分 リビングや各部屋の掃除 照明や高い所、壁のホコリを取ってから、掃除機やワイパーで掃除 シートクリーナー、ワイパー
16時00分 15分 休憩
16時15分 15分 布類を戻す 干していた布類を取り込んでカバーを取り付ける
16時30分 30分 廊下掃除 照明のホコリを取ってから床掃除 シートクリーナー、ワイパー
17時00分 30分 玄関掃除 照明のホコリを取ってから床掃除 シートクリーナー、ほうきとちりとり
17時30分 終了

大変⇒簡単の順番を基本に、布類の洗濯や漬け置き作業を間に入れています。

かなりみっちりのスケジュールですが、ちゃんと休憩を2回とお昼休憩も1時間取っています。

たった1日だと思えば決して出来なくはないスケジュールです。

忙しいアナタはこちらを参考にしてみてくださいね。

まとめ

中途半端で終わらないまま数年が過ぎていた我が家の大掃除も、ちゃんと順番を決める事でやっと、実行に移す事が出来ました。

面倒な事は先に終わらせちゃいたいタイプの私は、最初に水回り系の大物を片付けるパターンを選びました。

私は乳児を世話しながらの大掃除なので1日で、とはいきませんでしたが、無計画にダラダラやっていた今までより明らかに、時間短縮になりましたよ。

大掃除は始める前の段取りが肝心です。

先に大物をやるのか、簡単な所から手をつけるのか、アナタのタイプに合った方の順番を選んで、ぜひ実践してみて下さいね。

この記事を書いた人
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