1人暮らしだと、大掃除って面倒くさいですよね。
年末は年賀状を書いたり、実家に帰ったりで結構忙しいです。
「大掃除をする時間が無い!」という人もいるでしょう。
そもそも、1人暮らしだと部屋のスペースが広くないので、大掃除の必要性もあまり感じません。
かといって、全く掃除をしないのもちょっとなあ。
そんなことを考え、皆がどうしているのか、実際のところを調べてみました。
そして、1人暮らしで大掃除をするかどうか、私なりに結論が出たのでご紹介していきたいと思います。
大掃除したくない1人暮らしのあなた、ぜひ参考にしてくださいね。
1人暮らしで大掃除する?しない?
実際、1人暮らしで大掃除しない人って、どのくらいいるのでしょうか?
調べたところ、過去に行われた調査を見つけました。
「1人暮らしで大掃除はしますか?」(2014年度実施)
- 大掃除をする:18%
- 大掃除をしない:27%
- その他:55%
この調査で、1人暮らしの人は、大掃除をしない人が多いということが分かりました。
皆同じような考えを持っているみたいで、少し安心です。
大掃除をするという人は、「1年の区切りをつけるためにしている」という人や、「大掃除は年末の行事の1つとして捉えている」という人が多かったです。
もともと大掃除は、お正月に歳神様という神様を迎え入れるための準備の1つなんですよ。
大掃除をしないという人は、「家具があまり無いので、大掃除は特に必要ない」という人や、「そもそも掃除が嫌いだからしない」という人もいました。
1人暮らしだから、自分が満足ならそれで良いということですね。
その他の人の中には、
年末はいつもより丁寧に掃除をしています。
という人や、
普段やらない場所を軽く掃除します。
という人がいました。
いつもよりしっかり掃除はするけど、大掃除というほどでは無いということですね。
私は、この考え方が1番しっくりきました。
大掃除はしたくないけど、全くしないとなるとそれはそれで心配。
でも面倒くさいし、できれば最低限の掃除で済ませたいですよね。
では、具体的に、どこを掃除しておけば良いんでしょうか?
年末はココだけ掃除しておこう!
大掃除が面倒な人も、ココだけはやっておいた方が良いという場所が3つあります。
どこも普段やらない場所なので、ちょっと掃除するだけで大掃除をした気分になれますよ。
では、その3つの場所を、掃除方法とともにご紹介していきます。
臭いがこもりがちな下駄箱の掃除
玄関は、靴についた土や外から入るほこりなど、目に見える汚れが多い場所。
床は掃除しても、下駄箱は靴を出すのが面倒で掃除していないという人も多いでしょう。
しかし、靴を清潔に保つために、年に1度は掃除をしておくのがオススメですよ。
では掃除の仕方です。
新聞紙が無ければ、いらない雑誌などでも大丈夫です。
掃除の邪魔にならないように中にある靴をすべて外に出します。
ベランダなどの、風通しのいい場所に置いておけば、カビや臭いの原因となる湿気も取り除けます。
次に、汚れを掃き出していきます。
小さいサイズのほうきを使うとやりやすいですよ。
それが終わったら、エタノールを使って水拭きしておきましょう。
下駄箱は特に雑菌が繁殖しやすいので、エタノールが有効です。
エタノールは、ドラッグストアや、100均で手軽に手に入れることができますよ。
これらが終わったら、靴を元に戻して終了。
せっかく干した靴がまた湿気を帯びてしまうので、靴を戻すときは、必ず下駄箱が乾いてからにしてくださいね。
普段しない冷蔵庫の掃除
普段、冷蔵庫の掃除ってしませんよね。
1人暮らしの人は、それほど買う食材も多くないので、掃除の必要が無いと考えてる人も多いでしょう。
私もそんな風に思っていました。
しかし、あるとき消費期限が3ヶ月過ぎている物が、奥から出てきてびっくり。
汁も漏れ出していて、悲惨な状態でした。
私のようにならないためにも、冷蔵庫の掃除を、年に1回はしっかりしておきましょう。
普段掃除しない冷蔵庫を片付ければ、大掃除したときと同じような達成感が味わえますよ。
重曹は汚れが取れる上に、脱臭効果もあるので冷蔵庫の掃除にピッタリ。
重曹は、スーパーやドラッグストアで買えますよ。
初めて使う人は、100均で少量の物が売ってあるので、それを買って試してみるのもオススメです。
重曹は研磨剤のような効果もあるので、そのまま使うと冷蔵庫を傷つけるおそれがあります。
使う前に水で薄めておきましょう。
100mLの水に対して、重曹小さじ1杯が目安の配分ですよ。
では、掃除の仕方です。
まずは、冷蔵庫の中に入っている食材を外に出しましょう。
そして、清潔な布に水で溶かした重曹をつけて、冷蔵庫内を手早く拭いていきます。
汚れがあるところは、念入りに拭いておきましょう。
終わったら、乾拭きをして水分を取り、食材を元に戻せばOK。
ただ、食材を全部出して、一気に冷蔵庫の掃除をするのは大変ですよね。
年末は部屋が暖かいので、掃除の間にチーズやバターが、どろっと溶けてしまうかもしれません。
冷蔵庫を掃除するときは、まずは上の段だけという様に、場所を細かく区切れば掃除しやすいですよ。
チーズやバターも、しんどい思いをせずに済みますね。
油汚れが溜まりやすい換気扇の掃除
換気扇を普段から掃除するのは、とても面倒。
しかし、掃除をせずに放置していると、油やほこりが溜まっていき、動かなくなってしまうこともあります。
換気ができていないと、知らない間に体に害を及ぼす危険も。
1人暮らしではそれほど汚れないとはいえ、年に1回はしっかり掃除をしておきましょう。
アルカリ性洗剤とは、洗剤の表示の液性を見たときに、アルカリ性と書いてあるものです。
「マジックリン」や「キッチン泡ハイター」が代表的ですね。
では、掃除の仕方を見ていきましょう。
まず、換気扇のフィルターを外します。
そして、外したフィルターに、洗剤をつけ10分ほど置きます。
この間に、換気扇本体を洗剤を付けたスポンジでこすり、汚れを落としましょう。
時間短縮になりますよ。
本体の掃除が終わったら、置いていたフィルターをスポンジで軽くこすり、汚れを落とします。
汚れが取れたらすすいで、乾かした後に元の場所に取り付ければ掃除完了です。
作業するときは、手が荒れやすいので、ゴム手袋を付けた方が良いですよ。
私は中指のさかむけに洗剤がしみて、とても痛い思いをしたことがあります(笑)
肌が弱い方は特に気を付けて作業してくださいね。
これで大掃除いらず!便利な掃除グッズ
大掃除はしたくない、かといって、普段からこまめに掃除するのも面倒くさいですよね。
特に私は、トイレやお風呂、台所なんかの水回りの掃除が苦手です。
でも、水回りって放っておくとすぐにヌメヌメしたり、カビてきたりします。
できるだけ楽ちんにキレイな水回りを手に入れたい。
そんな願いをかなえてくれる便利な掃除グッズ、ありましたよ。
トイレスタンプでトイレ掃除とおさらば
トイレ掃除は、いちいちブラシでこするのが面倒ですよね。
私は、掃除で使った後の水のしたたるブラシの行き場にも、毎回頭を悩ませています。
そんな面倒なトイレ掃除に別れを告げるなら、トイレスタンプ。
便器の内側に直接ジェルをスタンプして、水を流すだけでトイレ全体が洗浄されます。
汚れがつきにくくなる効果もあるので、トイレをピカピカに保てますよ。
トイレ掃除ってホント気乗りしないので、スタンプするだけできれいになるのは嬉しいですね。
ただし、トイレスタンプの効果があるのは便器の内側だけ。
他の場所は、トイレ用のお掃除シートで気が向いたときに拭いておくといいですよ。
塗るだけのカビ取り剤でカビ知らず
湿気の多い水回り、特にお風呂にしばしば現れる黒いあいつ。
そう、カビです。
カビは普通の洗剤で落とそうと思うと、結構ゴシゴシこすらなければなりません。
そんなカビとの戦いを終わらせるなら、カビ取り剤が1番。
カビ取り剤が家に1つあれば、ごしごし力技で洗う必要が無いのでとても楽になります。
カビが生えている部分にカビ取り剤を塗って、放置するだけでカビが落とせます。
掃除の範囲が広いお風呂で使えば、手間をぐんと減らせますね。
オススメは、お風呂に入る30分ほど前にカビ取り剤を塗っておくこと。
お風呂に入る時にさっと流すだけで、楽ちんにカビの掃除ができちゃいます。
これでズボラな私でも、カビとは無縁のお風呂ライフを送れそうです。
シュッとすればキレイ!泡タイプ漂白剤
キッチンや洗面所の排水溝、ヌメってませんか?
排水溝はこまめに掃除しないとすぐにヌメヌメになって、触るのも嫌になるんですよね。
でも、面倒くさい。
そんな私やあなたのための洗剤が、キッチン泡ハイターなどの泡タイプの漂白剤です。
泡タイプの漂白剤は、排水溝の奥や生ごみ受けに吹きかけるだけで、ヌメヌメをきれいさっぱり取ってくれる優れもの。
夕飯の片付けが終わったらシュッとしておいて、寝る前に水で流せばヌメヌメなんてイチコロです。
換気扇の掃除や食器などの漂白にも使えるので、色んな洗剤を持ちたくない1人暮らしの強い味方です。
効果が強い分、肌に直接ついてしまうとダメージが大きいので、使うときはゴム手袋などで手を守ってくださいね。
指につくと指紋が消えて、スマホのロックが外せなくなってしまいますよ。
世の中には、こんなに簡単に掃除ができるグッズがあるんですね。
ちょいちょいっと使っておけば、いつでも大掃除直後のようにピッカピカになりそうです。
歳神様も、お迎えの準備万端な家を見て、お正月だと勘違いして来てくれるかも。
まとめ
大掃除は、やるのが当たり前というイメージ。
しかし、1人暮らしの人は無理に大掃除をやろうとする必要はありません。
年に1回、3つの場所を掃除するだけで十分なんです。
ご紹介した掃除方法は、掃除が苦手な私でも簡単にできるので、身構える必要はありません。
私のように掃除をしたくないという人は、便利な掃除グッズもどんどん活用していきましょう。
グッズを使うと、頑張らなくても大掃除したみたいにピカピカにできます。
特に、キッチン泡ハイターの優秀さは、家事が得意な母のお墨付き。
「大掃除どころか、普段の掃除もしたくない!」という人は、ぜひ1度試してみてくださいね。
今からやっておけば、年末のあなたは、優雅に年越しそばをすすっていることでしょう。