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カーシェアリングのスタッドレスタイヤ大手3社の対応状況

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必要な時に気軽に利用できる、便利なカーシェアリングサービス。

都市部を中心に利用できる範囲が広がってきていて、ちょっとした買い物で利用するのに便利ですよね。

そんなカーシェアリングサービスですが、ふと「カーシェアリングの車はスタッドレスタイヤを装着しているの?」と疑問に思いました。

毎年のように雪が降る地域では間違いなくスタッドレスタイヤを装着していそうですが、雪が少ない都市部ではどうなのでしょう。

都市部でも年数回は雪が降るので、雪が積もったり、寒さで路面が凍ってしまうこともありますよね。

雪が降る道路をノーマルタイヤで運転するのは、スリップ事故が発生しやすくなりとっても危険。

そこで、カーシェアリングサービスを行っている大手3社の車は、スタッドレスタイヤが装着されているのか調べることにしました。

カーシェアのスタッドレス対応状況

カーシェアの大手といえば、タイムズカーシェアリング、オリックスカーシェアリング、カレコカーシェアリングですね。

調べたところ、3社ともスタッドレスタイヤに対応していました。

では3社のスタッドレスタイヤ対応状況を見ていきましょう。

タイムズカーシェア北海道から九州まで29都道府県で対応(一部のみ対応の地域あり)
オリックスカーシェア北海道から中国地方まで20都道府県で対応(一部のみ対応の地域あり)エクストレイルは全車両対応
カレコ東京、神奈川、埼玉、千葉の一部地域のみで対応。ウィンタースポーツ向けの車種もあり

(2020年3月25日現在)

対応している地域が一番広いのは、最大手のタイムズですね。

オリックスはタイムズほどではありませんが、そこそこ広い地域で対応していて、エクストレイル全車両対応という気になる特色あり。

カレコは首都圏中心で対応地域は狭いですが、雪道用の車をあつかっています。

各社それぞれ特徴がありそうだな。

では1社ずつ紹介していきます。

広い地域対応のタイムズカーシェア

カーシェアリングサービス最大手のタイムズカーシェアは、スタッドレスタイヤ対応の地域も広範囲です。

対応地域は次の表になります。

スタッドレスタイヤ対応地域
北海道、東北地方全地域
関東地方栃木、群馬、埼玉(秩父市・秩父郡)、東京都(西多摩郡)、神奈川(足柄下郡)
中部地方新潟、富山、石川、福井、山梨、長野、岐阜
近畿地方滋賀、京都(福知山市・綾部市・舞鶴市)、兵庫(豊岡市・丹波篠山市・神戸市北区)、和歌山(橋本市)
中国地方鳥取、岡山(津山市)、島根、広島(広島空港県営第1駐車場ステーション・三次市)、山口(山口市、防府市)
九州地方大分(由布市)

(2020年3月25日現在)

さすが最大手のタイムズカーシェア。

北海道・東北全地域から、大分県の一部のみとはいえ九州まで対応。

かなり広範囲でスタッドレスタイヤ装着車を利用できますね。

でも、もし対応地域以外でスタッドレスタイヤを使いたい場合はどうしましょう?

そんな時も大丈夫。

有料になりますが、1回4,400円(2020年3月25日現在)でスタッドレスタイヤを用意してくれますよ

それでは、予約をするときの注意点を見ていきます。

予約時は「設置車両」のところを確認

ぼくが利用するのはスタッドレスの対応地域だから、どこのステーションの車でも大丈夫だな。

でもちょっと待って下さい。

たとえ自分が利用する所がスタッドレス対応地域だとしても、予約するときは注意が必要です。

必ず、設置車両の欄に「スタッドレスタイヤ装着車両」と書かれていることを確認してくださいね。

コレが書かれていないと、たとえ対応地域のステーションでも、スタッドレスタイヤの車両ではないんですよ。

ステーションでタイヤを確認

ステーションで自分の予約した車の安全点検をしたあとは、次の2点に注意して、かならずタイヤの確認もしましょう。

  • タイヤに細かい溝がたくさんある。
  • タイヤの側面に「STUDLESS」あるいは「SNOW」と書かれている。

ここまで確認すればもう安心。

安全運転で出発進行!

独自サービスありオリックスカーシェア

タイムズカーシェアに次ぐ大手のオリックスカーシェア。

豊富なサービスがウリのオリックスには、タイムズカーシェアにはない独自のサービスもあるようです。

ではオリックスカーシェアの対応地域を見ていきましょう。

スタッドレスタイヤ対応地域(すべてのステーションで対応)
4WD北海道、青森、秋田、岩手、山形、宮城、福島、栃木、群馬、新潟、長野、山梨、富山、石川、福井
2WD岐阜、鳥取、島根
スタッドレスタイヤ対応地域(一部ステーションのみで対応)
2WD愛知、三重
全てのステーションで全車両対応の車種
4WDエクストレイル

(2020年3月25日現在)

対応地域はタイムズカーシェアよりも狭いけど、雪の心配がある地域はしっかりカバー出来ているな。

愛知県と三重県エリアは毎年情報が変わるようなので、公式ホームページや予約画面で確認しましょう。

タイムズカーシェアにはありませんでしたが、オリックスカーシェアの対応地域には、4WD・2WDのことまで書かれています。

やっぱり雪道を走るのであれば4WDの方が安心。

こういうところが、利用者のことをよく考えているオリックスらしさですね。

予約時は「装備タイヤ」のところを確認

タイムズカーシェアには「スタッドレスタイヤ装着車両」と書いてありましたが、オリックスカーシェアの表示は「冬用タイヤ」

これが書かれていないと、スタッドレスタイヤの車ではありませんから注意してくださいね。

オリックスカーシェアは「冬用タイヤ」だな。よし。

 

タイムズカーシェアと同じように、予約した車を利用するときは、安全点検後にかならずタイヤがスタッドレスになっているかを確認しましょう。

エクストレイルは全車スタッドレス対応

オリックスカーシェア独自のサービス、それはエクストレイルだけは、全ての車両がスタッドレスタイヤ装着になっていること。

エクストレイルは、日産から販売されている雪道でも安定して走行出来る車種です。

エクストレイルであれば、どのステーションのものでもまちがいなくスタッドレスですよ。

雪道や凍った道を運転するのに慣れていない人でも、エクストレイルなら安心して運転できるな。

それにスキーやスノーボードなどウィンタースポーツにも、エクストレイルなら安心して遊びに行くことができますよ。

深い雪道用の車種ありカレコカーシェア

首都特化型カーシェアリングのカレコカーシェア。

タイムズやオリックスよりも利用できる地域が少ないですが、車種が豊富(輸入車もあり)など、タイムズやオリックスにはない特徴があります。

カレコカーシェアの対応している地域は次の通りです。

スタッドレスタイヤ対応地域
東京都、神奈川県(横浜市・川崎市)、埼玉県(川口市・朝霞市・和光市)、千葉県(千葉市美浜区・市川市・船橋市・柏市・流山市)

※東京都については、18区5市で対応。詳しくは公式ホームページで確認。

(2020年3月25日現在)

カレコは1都4県の一部でスタッドレスタイヤに対応しています。

首都圏で雪の心配がある地域はカバーできているみたいだな。

では、予約時の注意点を見ていきましょう。

予約時は「車種名」のところを確認

カレコの予約時も、オリックスと同じで「冬用タイヤ」と書かれてありますが、タイムズやオリックスよりも分かりやすくなっています。

車の詳細を見なくても、車種名のところに「冬用タイヤ」と書いてあるんだ。

もちろん、車の詳細が書かれた「装備品」のところにも、しっかり冬用タイヤと書いてありますよ。

タイムズ、オリックスと同じように、予約した車を利用するときは、安全点検後にタイヤがスタッドレスである確認を忘れないでくださいね。
三井物産グループ[カレコ・カーシェアリングクラブ]

ウィンタースポーツ向けの車種あり

引用URL:https://blog.careco.jp/7104/

対応地域が狭いカレコでしたが、ウインタースポーツで利用する方向けに雪道を走るのに便利な、デリカD:5が利用できます。

デリカD:5は三菱から発売されている、山道や深い雪道をタフに走ることができる4WDのミニバンです。

ルーフボックスやキャリアを装備しているので、荷物が多くなりがちなスキーやスノーボードにとっても便利。

スタッドレスタイヤを装着していますが、雪が深い場所でも安全に走行できるようにタイヤチェーンも装備しています。

スキーやスノボーをしにいくと、どうしても雪が積もっていてスリップしやすい道路を走行することになります。

この車なら安全に走行するための装備が充実していて安心ですよ。

よし、今度スノボーに行くときはこの車を借りよう。

カーシェアのスタッドレス利用の注意点

気軽に利用できるカーシェアリングサービスですが、スタッドレスタイヤ装着車の場合はいろいろと注意も必要です。

その内容を3点見ていきましょう。

スタッドレスの装着期間を調べておく

当然のことですが、スタッドレスタイヤは1年中対応しているのではなく、冬の期間だけ。

カーシェア各社によって、また地域によってノーマルタイヤからスタッドレスタイヤに交換される時期がちがいます。

予約をするとき、スタッドレスタイヤに交換されているか公式ホームページで確認しよう。予約入力の画面でも確認できるよ。

タイヤチェーンの装備はない

カーシェアリングの車には、タイヤチェーンは装備されていません(カレコのデリカD:5は別です)。

自分でチェーンを用意した場合、カレコでは許可されていませんが、タイムズとオリックスでは使用できます。

でも、自分で用意したチェーンでタイヤを傷つけてしまった場合、保険適用外になって、支払いを請求される可能性もアリ。

また、道路が「チェーン装着車以外通行止め」になることってありますよね。

そうなると、スタッドレスタイヤの車では通行できず、チェーンを装着した車しか通れません。

気軽に利用できるカーシェアリングだけど、雪深い道で走るときには十分注意しなきゃ。

心配なときは、カーシェアよりも料金や手間がかかりますが、レンタカーでタイヤチェーン付の車を利用するほうがいいでしょう。

雪道を走行する上での注意点

最後に、雪道・凍結した道路を安全に運転するために、走行する上での注意点をあげておきましょう。

  • 路面の状態を確認する。
  • 車間距離を十分にとる。

雪が降ってしばらくすると走行する車に踏み固められて、大変滑りやすいアイスバーンができやすくなります。

滑りやすい道では、スピードを出しすぎない、急なハンドル操作をしない等注意して走行してください。

それに、雪道ではブレーキを踏んでから止まるまでの距離が普段より長くなるよ。

安全のため車間距離を普段より長めにとってゆっくりブレーキをするようにしましょう。

雪道は、運転に慣れている人でも事故に遭うことがあり、細心の注意が必要。

走行する上での注意点を参考にして、安全で楽しく運転したいですね。

まとめ

今回は、大手カーシェアリング3社のスタッドレスタイヤ対応状況を紹介しました。

地域にばらつきがありますが、タイムズカーシェア、オリックスカーシェア、カレコカーシェアの3社とも、スタッドレスタイヤに対応していましたね。

一番気軽に利用できるのは、広い地域でステーション数も多いタイムズカーシェア。

雪道・凍結した道路を安心して走りたいなら、エクストレイル全車スタッドレス装着のオリックスカーシェア。

首都圏に住んでいて、ウィンタースポーツに出かけたいなら、カレコカーシェア。

予約をするときには、その車両がスタッドレス装着なのか、またスタッドレス装着期間であるかを忘れす確認しましょう。

詳しくは公式ホームページを参考にして、スタッドレス装着車があるステーションを把握しておくといいですね。

調べて知っておけば、いざという時に慌てません。

カーシェアリング3社のスタッドレスタイヤについての対応状況を参考にして、雪道でもドライブを楽しみましょう。

この記事を書いた人
タンサック編集部

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