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ぬいぐるみ、ただ捨てるのは気が引ける…そんな時は人形供養

片付け

自分や家族にとって、思い入れのあるぬいぐるみ。

気付いたらどんどん増えてしまっていた、ということも多いと思います。

新しいぬいぐるみが増えて処分したいと思っても、普通のゴミのようにただ捨てるのは気が引けますよね。

それぞれのぬいぐるみには、それぞれの思い出が詰まっていますからね。

我が家にもたくさんのぬいぐるみがあります。

プレゼントとしてもらったものや旅行先で買ったもの、UFOキャッチャーの景品など…増える一方ですよね。

「もう必要ないし、これ以上置く場所もない、どうすればいいんだろう…。」

そんな時、人形供養という方法があります。

供養という手順を踏むことでぬいぐるみに感謝をしつつ、納得のいくかたちで手放すことができますよ。

ぬいぐるみを悔いのないように手放したいあなたのために、ここでは人形供養をしてくれる場所、費用や気を付けるポイントなどを紹介していきます。

ぬいぐるみの人形供養とは

人形供養、その言葉自体は聞いたことがあるという方も多いのではないでしょうか。

処分したい人形やぬいぐるみに、祈祷やお焚き上げをするのが人形供養

お寺や神社で行っているイメージが強いですが、いざ人形供養をしようと思ってもいきなり神社やお寺に行くのはなかなかハードルが高いです。

わたしも神社などに行くのは初詣くらいなので、なかなか気軽には行けません。

そもそも近くの神社やお寺で、人形供養をしてくれるのかもわからないですよね。

では、どこで人形供養ができるのでしょうか。

ぬいぐるみの人形供養ができる場所

ぬいぐるみの人形供養は、主にお寺や神社で行われています。

有名なところを、いくつかご紹介します。

アクセス抜群!明治神宮

東京にある明治神宮では年に一度「人形感謝祭」という行事として、人形供養が行われています。

祭典に参列することもできますので、思い出のぬいぐるみの人形供養を見届けることができますね。

明治神宮では「人形感謝祭」当日の朝から午後まで、特設された受付でぬいぐるみを受け付けています。

都心ということで電車でのアクセスも良いですし、駐車場もあるため車で家族みんなと行くこともできますね。

実際の人形感謝祭の様子などもホームページに掲載されていますので、事前に確認しておくとイメージしやすいです。

人形専用の○○が!?長福寿寺

千葉県にある長福寿寺(ちょうふくじゅじ)にはなんと、人形専用の火葬炉があります。

また、専門の人形アドバイザーの方もいますので、人形供養について不安なことや疑問があっても安心です。

長福寿寺では、直接持ち込みと宅急便の両方でぬいぐるみを受け付けています。

受付時間や宅急便の送り方は長福寿寺のホームページに詳しく書いてありますので、確認してみてくださいね。

ぬいぐるみの人形供養にかかる費用

なんと言っても気になるのは費用ですよね。

祈祷やお焚き上げなどと聞くと、やはり高そうなイメージです。

各お寺、神社によって異なりますが、人形を梱包する箱や袋の大きさによって料金が決まるところが多いです。

料金相場は、梱包の大小により1,000円~20,000円前後。

箱や袋が小さければ比較的リーズナブルです。

箱や袋が大きければ大量のぬいぐるみを入れることができますので、やはり高額になります。

この中に、供養から処分までの費用が含まれることになります。

通常は集まったぬいぐるみや人形を、一定期間ごとにまとめて祈祷やお焚き上げをしています。
しかし別途料金を支払えば、一体一体祈祷してもらえるところもあります。

費用は通常よりかかりますが、特に思い入れのあるぬいぐるみの場合はこちらの方法も検討してみましょう。

安いに越したことはない…と思いますが、人形供養に限らず安さだけで選んで後悔したこと、たくさんあります。

せっかくの人形供養ですから、後悔のないように、よく考えましょう。

気を付けるポイント

ぬいぐるみ付属品は処分できる?

ぬいぐるみや人形本体はどこでも受け付けてもらえますが、装飾品やケースなどは対象外というところもあります。

ぬいぐるみ本体だけ受け付けてもらえればよいという場合は、ケースなどから出し、ぬいぐるみ本体だけ届けるようにしましょう。

その場合、装飾品やケースはご自身で処分することになりますので、お住いの自治体のルールをよく確認しましょう。

人形供養が終わった後はどうなるの?

人形供養が終わった後、ぬいぐるみや人形はどうなるのか、気になりますよね。

こちらも各お寺、神社によって異なりますが、主に寄付または処分の2通りになります。

まず寄付というかたちで次の持ち主を探し、見つからなければ処分というところもあります。

大切にしてくれる新しい持ち主がいるといいな。

もちろん寄付を希望しても、できるかどうかはぬいぐるみの状態にもよります。

反対に、寄付はせずそのまま処分してほしいという場合には、ぬいぐるみを届けたお寺や神社にその旨を伝えておくと安心です。

まとめ

役目を終えたぬいぐるみの人形供養について、ご紹介しました。

人形供養を行っているお寺や神社に直接持ち込み、または郵送でぬいぐるみを預けることで、供養をしてもらうことができます。

そして、人形供養をしたあとは、寄付または処分というかたちになります。

料金相場もご紹介しましたが、料金だけでなく希望に沿った供養と処分をしてくれるところかどうかについても、よく確認しましょう。

大事にしてきたぬいぐるみとのお別れですから、悔いのないようにしたいですよね。

ただ捨てるのは気が引ける…と迷っていた方も、今回ご紹介した人形供養という手順を踏むことで、安心して手放すことができますね。

人形供養で、大事にしてきたぬいぐるみに感謝をしつつ、きちんとお別れしましょう。

この記事を書いた人
タンサック編集部

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