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墓じまいの平均費用は思っているより高い?!驚きの結果紹介

終活

墓じまいの費用と言えば、サイトによって費用に大きな違いが有ったり、知りたい事とは別の事も書かれていたりして分かりづらいですよね。

そんなあなたのために、墓じまいの費用についていろんなサイトを調べて平均費用を算出してみました。

私のちょっとしたエピソードや感想などを交えながら、まとめてご紹介したいと思います。

それでは、はじまりはじまり~。

私が社会人になり働き始めた時に、祖父からこんな事を言われました。

「もし実家から離れて暮らす時は、墓じまいしなさい。

費用はあげるし残ったら自由に使っていいから。」

その時は、仕事で地元から離れて暮らす可能性も高かった為、祖父からの申し出を素直に受け入れ「余ったお金は、何に使おうかな」なんて考えていました。

しかし、ふと次のような事を思ったのです。

「費用は用意されてるって言っても、実際どのくらいお金がかかるんだろう?」と不安になり、いろんなサイトを調べることにしました。

しかし、いろんな記事を見ましたが、記事によってかなり費用に差があったのでどれを信用していいのかわからなくなり、自分で平均の費用をだしてみることにしました。

実際に調べてみると驚きの連続でした。

墓じまいの平均費用ってどのくらい?

まず、初めに墓じまいの費用について調べていると、1つ目の驚きがそこにはありました。

それは「墓じまいの費用は1つだけじゃない」という事です。

それでは、どのような費用があるのか見ていきましょう。

墓じまいに必要な項目をおさらい

墓じまいに必要な費用は下の3つです。

撤去工事費

お墓を撤去し、その場所をまた使えるように戻す作業の費用。

閉眼供養(魂抜き)

墓石には、亡くなった人の魂が宿っているとされている為

お経を読んでもらい墓石からただの石に戻す(魂を抜く)作業の費用。

行政手続

お墓にも色々と証明書などが発行される為、その証明書等を発行してもらうのにかかる費用。

お墓って撤去するだけじゃないんですね。

確かに、供養しないと呪われちゃいそうですよね。

それから使っている墓地での事務手続きなら分かりますが、行政手続きも必要な事に何より驚きました。

ちなみに、墓じまいはお墓を撤去して、次の人が使えるように元に戻すことです。

その後、必ず取り出した遺骨をどうするのかも決めなくてはならないです。

しかし、安心して下さい。

その平均費用もちゃんと紹介します。

墓じまいの最初にかかる平均費用

さて、ここからが本題のスタートです。

アナタは大体どれくらいかかると思いますか。

当時の私は「10万前後とかそれくらいだろ」と思っていました。

しかし、私の考えは見事に打ち砕かれたのです。

その光景がこちらです。

墓じまいだけの平均費用

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   撤去工事費(お墓の面積が2㎡あたり)     :      30万円
   閉眼供養(魂抜き)                      :      6万5千円
   行政手続き                            :       3千円

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平均合計        36万8千円

 

「えええええ、たっかっ」と心の声が、思わず出てしまうほどの衝撃でした。

平均約37万円って、30代男性の平均月収より高いじゃないですか。

ちなみにどのサイトで調べても、費用に〇万円~〇〇万円という大きな差があった事からその中間の費用を計算して出しました。

その理由というのが【業者やお墓の広さ・場所、地域差によって費用の変動が大きくなる】という事です。

では、なぜ費用の変動が起こるのでしょうか。

主な理由として、

  • 車や重機が通れないような細い道、急な斜面にある場所では全て手作業になる
  • 雪が降る地域などは雪をどける作業が入る

という事から、お墓が立っている場所や墓地がある地域によって差が生まれます。

移転先の平均費用について

では、次に取り出した遺骨の移転先と平均費用ですが、これもサイトごとに差が大きかったので、中間の費用を計算して表にしました。

新しく供養する場所と平均費用

・永代供養墓(合葬墓)      :      20万円
・樹木葬             :    110万円
・納骨堂             :     75万円
・散骨              :    16.5万円
・手元供養                    :        1万円
・新しくお墓を建てる       :    150万円

どれもこれも私の想像をはるかに超える金額です。

もちろん、平均ですからもっと安くなる事もあります。

唯一、ほっと出来る平均費用は手元供養の1万円だけですね。

それにしても、何だか金銭感覚がおかしくなってきますよね。

というか祖父よ、一体いくらよけてあるんだ。

お察しの通り、祖父が用意してくれている費用がいくらなのか未だに知りません。

状況によってその他にかかる費用

ここでご紹介する平均費用は例外的なケースです。

当てはまりそうだなと感じたり不安があれば事前に墓地の管理者や業者さんに問い合わせてみましょう。

新築先の入檀料

新しくお墓を建てる所が寺院墓地だった場合、お寺の檀家になり「これからよろしくお願いします」という事でこの費用が1度だけ必要になります。

平均費用は、15万円です。

お礼の離檀料

今度は逆に、寺院墓地で墓じまいする時にこの費用が必要になります。

つまり、檀家がお寺へ「今までお世話になりました」とお礼をする為の費用です。

平均費用は、15万円です。

土葬だった場合にかかる費用

古いお墓の場合には、土葬のまま入っている事があります。

その中には、火葬が必要な場合や遺骨にカビなどが発生しないように洗浄する必要があります。

火葬の平均費用は、3.5万円です。(注 : 自治体によっての差を平均にして算出)

遺骨を洗浄する平均費用は、2万円です。

まとめ

さて、今回は墓じまいの平均費用などについてまとめてご紹介しました。

一番安く見積もった、平均費用のトータルは約38万円という結果でした。

最初に10万円前後だろと考えてた私からすると、高すぎて驚きました。

これならもし地元を離れても、毎年お墓参りした方が良いなと感じてしまいます。

まぁ、私の場合は地元を離れるつもりはないので、今の所は墓じまいについて悩まなくて良さそうですが。

もちろんこれは平均ですので選ぶ業者やお墓の環境、地域などによって費用は大きく変動します。

それに、移転先の平均費用もお寺やお墓の種類によって異なる事が分かったので機会があれば調べて、またご紹介させていただこうと思います。

それから、平均費用より手ごろな費用で色々と代行してくれる業者もありますので、それを利用するのも手ですね。

ただ、費用を抑えたい人は極端に安すぎる業者などには注意が必要です。

中には、墓石を不法投棄するような業者もいるため後々トラブルになるケースも有ります。

今回の事で墓じまいの費用は、思っていたよりも高い事が分かったのでこれを見たあなたには、備えあれば憂いなしという事で、今からでも貯金する事をオススメします。

この記事を書いた人
タンサック編集部

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