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ハチ駆除料金の値段·相場はどれくらい? 巣の種類別に紹介

害虫駆除

もし家の近くにハチの巣ができてしまったら、一刻も早く駆除したいですよね。

でも業者にハチ駆除をお願いしたくても、どれくらい料金がかかるのか気になります。

なんとか自分で駆除できないかと考えたりもしますが、ハチと言えば「鋭い針と毒」を持ったツワモノ。

あの武器で攻められたらだれでもアウトです。

ハチといえば、私が幼稚園生のころの遠足の時に、友達がハチに刺されて号泣していたことが思い出されます。

先生たちは大慌てで救急車まで出動する騒ぎになり、遠足どころではなくなりました。

私にとって幼稚園の遠足の一番の思い出は、ハチに刺されて号泣していた友達の姿です。

やっぱりハチの駆除は、専門業者にまかせるのが一番よさそう。

実際にハチ駆除についていろんなサイトを調べてみたら、業者によって料金にかなり差があることが分かりました。

今回は、実際の相場はいくらなの?と思った私が、ハチ駆除の料金・値段・相場についてまとめたものをご紹介します。

ぜひ参考にしてくださいね。

※この記事に書かれた金額は、すべて2020年6月現在の情報です。

ハチ駆除の料金、相場っていくら?


ハチ駆除の全国の平均相場は16,000円弱。

ただ、これはあくまでも基本料金の相場です。

基本料金だけでも業者によって9,000円から40,000円代とかなり差があるんですよ。

また、ハチ駆除の基本料金は次の4つの要素で変わってきます。

  1. ハチの種類
  2. 巣の大きさ
  3. 巣ができた場所
  4. 駆除する時期

攻撃的な種類のハチ、大きな巣、駆除がむずかしい場所など、駆除の危険度が上がるとそれだけ料金が高くなる、というわけですね。

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では、まず4つの要素の1番目「ハチの種類」を見ていきましょう。

ハチの種類

家に巣を作るハチのほとんどがスズメバチ・アシナガバチ・ミツバチです。

ハチの種類により料金が変わってくるので、まずは駆除したい巣を作ったハチの種類を見分けてください。

凶暴で危険なスズメバチ

スズメバチ駆除の相場は、9,000円〜50,000円。

日本に生息するスズメバチは全部で17種類いて、人を刺すのは9種類と言われています。

体長は4cmほど。

ハチの中では1番大型で強力な毒を持つものが多く、攻撃性も高いので非常に危険。

その中でも、オオスズメバチという種類は最も毒性が強く凶暴なため、相場は13,000円~とさらに高くなります。

スズメバチの巣の形はボール状で出入り口が1つしかなく、マーブル状の模様ができることもあります。

テレビでハチ駆除の番組が放送される時によく取り上げられるのが、このスズメバチの巣ね。

では、次にアシナガバチについて見ていきましょう。

基本的には大人しいアシナガバチ

アシナガバチ駆除の相場は8,000円~20,000円。

体長は2.5cmほどで後ろ足が長く、フワフワと飛びます。

このアシナガバチ、じつはただのやっかいものではなく、樹木につく毛虫などを駆除してくれるという、ちょっと役立つ働きもしてくれるんですよ。

巣ができた場所が危険な場所でなければ、そのまま放置するという方もいるほど。

持っている毒もスズメバチに比べれば弱く、毒そのもので死亡したりすることはほとんどありません。

しかし警戒心が強く、巣を刺激されると一直線に敵に向かって攻撃することもアリ。

アシナガバチの巣の形はお椀を伏せたような半円形で、6角形の穴がたくさん並んでいます。

スズメバチの巣とはまったく違う形ね。

次は、ミツバチについてご説明します。

オオスズメバチを呼びよせる?ミツバチ

ミツバチ駆除の相場は8,000円~37,800円。

ミツバチの体長は2cmほど。

危険性は低いのですが、一度巣をつくると大群で何年も居座って巣もどんどん大きくなっていき、最大で1mほどになることも。

巣は板状で垂れ下がった形のものが何枚かに重なって大きくなっていきます。

また、ミツバチの特徴の1つは、巣の中にお花の蜜をためること。

その蜜が垂れて建物を腐食したり、ほかの害虫発生の原因にもなってしまいます。

さらに、ミツバチの天敵といえばオオスズメバチですが、ミツバチの巣はこのオオスズメバチを呼び寄せてしまう場合があるんです。

ミツバチとオオスズメバチがダブルで集まってしまったら、想像するだけでもゾッとするな。

ハチの種類ごとに料金の相場をご紹介してきましたが、やはり狂暴で駆除が危険そうなスズメバチが1番高い料金でしたね。

次に、相場料金に追加される料金について見ていきましょう。

相場料金に追加される料金

ここでは、先ほど説明したハチ駆除4つの要素のうちの、「2.巣の大きさ」「3.巣ができた場所」「4.駆除する時期」の3つについてお話ししましょう。

この3つの要素は、ハチ駆除の相場料金に追加料金としてかかわってくる場合があるんです。

ただでさえ安くないハチ駆除料金なのに、追加までかかっちゃうの?

いったいどれくらいの追加料金がかかるのでしょう?

では、説明していきますね。

巣の大きさ

ハチの巣は時間がたつほど大きくなり、大きな巣ほどたくさんのハチが住みついているため、駆除も危険でむずかしくなり、追加料金がかかります。

料金を抑えるためにも、巣を見つけたらできるだけ早く駆除するのがおすすめです。

巣の大きさ追加料金
10~20cm約4,500円
20~30cm約8,500円
30~40cm約13,000円
40cm~約15,000円

10cm以下のハチの巣であれば、追加料金はかからない場合がほとんどです。

安全のためにも、おサイフのためにも、巣を見つけたらすぐに駆除するべきね。

巣ができた場所

巣がどこにできたかによっても料金が変わってきます。

屋根裏や床下·高い場所など外から見えにくい所にできた巣は、作業がむずかしくなるので追加料金がかかります。

巣の場所追加料金
屋根裏·床下約7,000円
3m以上の高い場所約5,000円
エアコンの室外機約3,000円

気づかないうちに見えない場所にハチの巣が作られていて、いつのまにか大きな巣になっていた、なんてこともあるかもしれません。

もし、あなたの家の周りにハチの死骸が落ちていたら要注意です。

すぐ近くにハチの巣があるかもしれないので、調べてみたほうがいいでしょう。

駆除する時期

7月~9月の夏の時期は、ハチの数が最も多く攻撃性も高いため、業者によっては料金が割り増しになる場合があります。

この時期は駆除中にハチに刺される作業員も多く、あまりにも刺され過ぎて作業を中断することもあるほど。

そんなに危険だと、料金が割り増しになってしまうのも分かるわね。

駆除に最適な時期は、ハチの活動がはじまる4月から活発になるまでの6月とされています。

夏になって活動が盛んになり、危険が増える前に駆除をお願いするといいですね。

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ハチ駆除の料金を抑える方法

ハチ駆除は危険だから業者に任せるのが一番。

とはいえ、予定外の数万円の出費はおサイフに厳しいですよね。

どうにか料金を抑える方法はないのでしょうか?

行政のちからを借りたり、自分の体を張ったり?など、料金を抑える方法をご紹介します。

自治体で料金の補助が出る場合もアリ

自治体によっては、ハチ駆除の料金を補助してくれる場合があります。

まずはあなたの住んでいる自治体で対応しているかを、ホームページで確認してみましょう。

公共の場所にできたハチの巣は自治体が無料で駆除してくれます。

お住まいがマンションの場合、共有スペースにできたハチの巣は管理会社に依頼して駆除してもらいましょう。

ベランダなどの占有スペースにできてしまった場合は自己負担となる可能性が大きいですが、いずれにしてもまずは管理会社に相談してください。

ハチ駆除を自分でやる

ハチ駆除を自分自身でやる、という選択もあります。

この方法に必要なものは、ちょっとした小道具とあなたの勇気。

あなたのメンタルがかなり消耗してしまうかもしれませんが、おサイフにはやさしい方法といえるでしょう。

春先(4月ごろ)であれば、寒い冬が終わってハチが活動し始めたばかりなので、性質も大人しくハチの数も少ないです。

この頃が自分自身でハチ駆除をするチャンス。

自分で駆除する場合の参考になる記事を2つ紹介しましょう。

スズメバチの場合

こちらはスズメバチの駆除方法です。

3月下旬から5月の間は、冬眠を終えたばかりの女王バチが1匹でフラフラと巣作り中。

この頃の女王バチはちょっとぼんやりしていて攻撃性も低いです。

しかし、しばらくたつと働きバチ達が集まり始めて、手に負えない状態になってしまいます。

女王バチが寝起きの状態で、働きバチの数も少ない頃が駆除するねらい目ね。

こちらの記事は、ペットボトルで作ったワナでスズメバチを駆除する方法が紹介されていますよ。

アシナガバチ·ミツバチの場合

アシナガバチやミツバチは、スズメバチほど狂暴なハチでないとはいえ、自分で駆除するとなったらやっぱり大変。

こちらの記事は、ブンブンうるさいハチをスプレーを使って駆除する方法や、駆除したあとに再びハチに巣を作らせない対策も書かれています。

アシナガバチやミツバチは、ハチの巣めがけてスプレー攻撃ね。

まとめ

今回は、ハチ駆除料金の値段や相場をご紹介しました。

ハチ駆除をする場合は、①まずハチの種類を見極めて、②巣の大きさ、③巣ができた場所、を確認し、④駆除する時期を考える、が大切でしたね。

この①~④の要素によって料金が変わってきます。

また、行政の補助が出る場合もあるので、住んでいる自治体に相談してみることも1つの方法です。

そのほか、料金を抑える手段として自分自身で駆除する方法もご紹介しましたが、くれぐれも無理はしないようにしましょう。

私の場合は、もともと虫が苦手で自分で駆除するのはムリそうなので、迷わず駆除業者に依頼しますね。

この記事に貼る画像を選ぶだけでも背中がゾワゾワしてしまいました。

ハチ駆除業者に頼む場合、業者によって料金はさまざまですが、安ければいいという訳でもありません。

料金だけを基準に考えてしまうと、満足のいく作業を行ってくれないなど業者選びに失敗することもあります。

実際に駆除の依頼をする場合には、口コミを調べたり複数の業者から見積もりを取るなどして、信頼できる業者にお願いしましょう。

危険なハチ被害を迅速に解決!【ハチ110番】
この記事を書いた人
タンサック編集部

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