これから楽器を始める予定の方、楽器を始めてまだ間もない方の悩みの1つ。
それが、楽器の防音対策と練習場所。
私もエレキギターを始めて間もない頃、防音対策に悩みました。
楽器を上達するためには、毎日の練習が欠かせません。
ただマンションだと騒音になったり、一戸建てだと近所迷惑になってしまうことを考えると、なかなか自宅で練習しにくいですよね。
私はマンションに住んでいるので、最初はエレキギターの音が隣人さんまで届いでるかどうかビクビクしていました。
エレキギターを始めてから8年、家での防音対策をしたり、いろんな場所で練習をしてきました。
今回は自宅で練習するときの防音方法や、自宅以外の練習場所についてご紹介してきます。
楽器を防音で練習できる場所
楽器を防音で練習できる場所には、どんなところがあるかイメージできますか?
自宅や音楽スタジオなどいろいろ思いつくと思いますが、他にもたくさんあります。
自宅と自宅以外の場所で、防音で練習できる方法や場所をまとめました。
自宅で練習する時の防音対策
自宅で楽器の練習をしたいのに、騒音になっているかどうかを気にしていたら、なかなか練習に集中できないものです。
そこで自宅で楽器を練習する場合の音を抑える方法をご紹介してきます。
ただ楽器によって防音方法が異なるので、どういう風に練習したいのかを考えて、自分に合った防音の練習方法や場所を見つけましょう。
防音室を買う
手っ取り早く自宅に防音室を買ってしまいましょう。
防音室って聞いたら、結構場所をとりそうなイメージはあるかと思います。
それがなんと、0.8〜2畳のスペースがあれば設置することができます。
意外とコンパクトですよね。
広さは一人用なので、ドラムセットや大きい楽器だと入りきれないですが、防音性は優れています。
価格は10万円前後ですが、1ヶ月に何回もスタジオに行って練習するよりは安いと思います。
スタジオだと予約しないといけないですし、行きたい時間帯が埋まっている可能性があります。
自分の部屋で好きな時間に好きなだけ練習できるので、毎日集中して練習したい方にはとてもおすすめです。
ヘッドホンを使う
ギターやベースなどの場合はアンプから音を出すので、アンプにヘッドホンを接続して音を消すことができます。
ただドラムやバイオリン、トランペットなどの楽器は、基本的にヘッドホンに対応してないので要注意。
実際に私が自宅でエレキギターの練習をするときは、ヘッドホンをよく使っていました。
ギターやベースなどを集中して練習したい方にはおすすめです。
ヘッドホンを使えば音が漏れることがないし、大きな音を出せるので気持ちいいです。
消音器を使う
楽器によっては専用の消音器(ミュート)が販売されていて、バイオリンなどの弦楽器であれば上の画像のような消音器があります。
ただ1つ知っていただきたいのが、完全に音を消せるわけではないのです。
それでも会話くらいの音量まで音を小さくできるので、騒音は抑えられるので安心してください。
2,000円〜3,000円で手に入るものが多いので、リーズナブルですね。
自宅以外の練習場所はこちら
自宅での練習方法をご紹介しましたが、やはり自宅で練習するのに向いてない楽器もあります。
コストや広さなどの原因で自宅で練習できない方には、自宅以外の場所で練習することをおすすめします。
それでは自宅以外の練習場所についてご紹介していきます。
歌うだけなく演奏もできるカラオケ
『え、カラオケで?』って思う方がいるかもしれませんが、現在カラオケでは楽器練習に特化した部屋もあります。
ただ、楽器ルームは人気があるため、予約しないと入れないことも。
私も過去に数回、カラオケでアンプに繋げてエレキギターの練習したことがありますが、あまりおすすめできません。
なぜなら、カラオケは意外と別の部屋からの音が聞こえるからです。
ほかの音に敏感な方だと、イライラして練習に集中できなくなります。
お店によっては楽器の利用は断られる可能性があるので、入る前に一度店員さんに聞いてみるといいかもしれないですね。
設備が充実な音楽スタジオ
楽器の練習するなら、やはり音楽スタジオですね。
デメリットとしては、カラオケより少しコストが高くなります。
その分、防音性はほかのどの場所よりも優れています。
スタジオは設備が充実しているので、ストレスなく思う存分楽器の練習ができます。
スタジオは部屋も広く、複数人での利用も可能なので、バンド練習には最適です。
個人での利用であれば、1時間1,000円くらいで利用できるスタジオが多いので、近場のスタジオを探してみましょう。
ちなみに、私は個人練習は自宅で、バンド練習はメンバーとスタジオで練習していました。
スタジオ代はメンバーで割り勘なので、安く済ませられますね。
リーズナブルな公民館
実は公民館などの公共施設で練習するのも1つの方法です。
一部の場所では音楽スタジオを貸し出ししてくれるとこがあります。
懸念点として、外部の音楽スタジオに比べて、設備が整っていないので少し不便なんですよね。
ただ外部の音楽スタジオやカラオケに比べて、コスト面の負担が少ないのでコスパがいいです。
近場の公民館で音楽スタジオの貸し出ししているかどうか、ぜひ一度調べてみてください。
自然のスタジオ、河原・土手
楽器の練習にあまりお金をかけたくない方には、河原・土手がいいでしょう。
夕日を背景に、川の流れの音を聴きながら、楽器を演奏する。
まさに絵のようですね。
ただ問題としては、天気に左右されやすいこと。
練習している最中に急に雨が降ったり、冬だと寒かったり、季節によっては長時間練習できません。
夜に外で練習すると、セキュリティー面も考えないといけないのもデメリットの1つですね。
明るい時間帯に無料で開放的な場所で気持ちよく練習したい方にはおすすめです。
おすすめの防音練習と場所
楽器によって、おすすめの防音練習と場所は変わってくると思います。
エレキギターやベースであれば、自宅でヘッドホンを使って個人練習して、バンド練習のときは音楽スタジオを利用するのがベストです。
管弦楽器であれば、消音器を使って練習したり、公民館のホールを借りるのがいいですね。
まとめ
今回は自宅での楽器の練習方法と、自宅以外での練習場所についてご紹介しました。
楽器の練習場所を調べてみると、いろいろ出てきますね。
楽器の上達には毎日の練習が欠かせないですし、練習するなら周りに迷惑かけずに気持ちよく練習したいものです。
私はギターを8年間やってきましたが、ギターやベースの場合はヘッドホンを使うのが1番お金がかからず、音を抑えることができると思います。
もちろん、今もヘッドホンを使って練習しています。
ぜひ、あなたも自分の楽器に合った練習方法と場所を見つけてくださいね。