大掃除の中でも、窓拭きはなにかと面倒な印象がありますよね。
でも、私はあまり面倒とは思っていませんでした。
我が家では、窓拭きは子供の頃から私と弟の仕事です。
これは、窓拭きが面倒だと思った母が、私たち姉弟に遊びの延長で掃除をさせようとしたのでしょうか。
真相はわかりませんが、私たちは遊び感覚で窓拭きをしていました。
でも、大きくなるにつれ、私はあることに気が付いたのです。
窓が全然キレイになってない、と。
拭いた跡が目立つ、サッシの隅が汚いなど、問題が山積み。
これでは窓拭き歴15年の名折れです。
といっても、私はズボラなので、本格的な掃除はさすがに面倒。
そこで、窓を簡単に掃除するコツを調べることにしました。
この記事では、窓ガラスや網戸、サッシをキレイにする方法を紹介します。
窓拭きの大掃除に最適な天気
よし!さっそく窓拭きを始めるよ!
今日は天気もいいし、大掃除日和だね。姉さん。
ちょっと待ってください。
窓拭きは、くもりの日がオススメです。
くもりの日は湿度が上がるので、窓ガラスに付いた汚れが浮き上がり、落としやすくなります。
また、晴れの日に窓拭きをすると、乾燥しやすいため拭き跡が残ることも。
それに、日の光が強すぎると、窓ガラスに反射して汚れが見えにくくなります。
いつも晴れの日に窓掃除してたよ……。
大掃除は天気のいい日にまとめてやりたくなりますが、窓拭きは別の日にしましょう。
それでは、窓掃除の仕方を順番に紹介していきます。
窓拭きの大掃除:網戸編
窓掃除は、まず網戸の掃除から始めましょう。
なぜかというと、網戸を残してしまうと、窓の汚れが網戸に移りやすくなってしますからです。
それではさっそく、網戸掃除の方法を説明していきます。
網戸掃除に必要な道具
引用元:https://item.rakuten.co.jp/kenkocom/e202038h/
1階の網戸はホースを使って洗い流せるけど、2階の網戸掃除は難しいんだよね。
マンションに住んでる人も大変そう。
ということで、準備する道具はこちら。
- クイックルワイパー
- ウエットタイプのシート
- 掃除機
クイックルワイパーなら、2階以上の網戸でも簡単に掃除できます。
網戸掃除の手順
網戸の汚れは、ほとんどが網目に詰まったホコリです。
ウエットタイプのシートをクイックルワイパーに付けて、表面を優しくなでるように掃除しましょう。
- 網戸は内側から掃除する。
- 網戸の上から下に向かって拭く。
- シートはこまめに取り替える。
- 下に落ちたゴミは掃除機で吸い取る。
2階以上の網戸を掃除するときは、窓の下に誰もいないのを確認してから始めましょう。
クイックルワイパーが落下しないように、紐などで机など重たいものに結びつけておくと安心です。
クイックルワイパーなら、窓から身を乗り出さなくても掃除できるね。
雑巾よりも広い範囲を一度で掃除できるので、時短にもなりますよ。
窓拭きの大掃除:窓ガラス編
次に、窓ガラスを掃除しましょう。
窓ガラスって、内側と外側で汚れの種類が違うよね。
内側は手垢や結露の跡、外側には排気ガスや砂、花粉などが原因みたい。
これらの汚れは、時間をかけて2度拭きなどをすれば、雑巾だけで落とすことができます。
でも、大掃除ではたくさんの窓を拭かないといけないですよね。
ということで、ここでは1回拭くだけで窓ガラスをピカピカにする方法を紹介します。
窓ガラス掃除に必要な道具
引用元:https://item.rakuten.co.jp/soukai/4901301237910/
窓ガラス掃除に使うものは、
- ガラスマジックリン
- マイクロファイバークロス
- 乾いたストッキングか新聞紙
- クイックルワイパー(2階以上の窓ガラス掃除に)
これだけです。
ガラスマジックリンは2度拭き不要なので、手間がかかりません。
マイクロファイバークロスは、雑巾よりも繊維が丈夫で吸水性が高いため、拭き跡が残らず、キレイに掃除できます。
窓ガラス掃除の手順
窓ガラス掃除の手順は以下のとおりです。
- 内側の窓ガラスから掃除する。
- 泥などの目立つ汚れがあったら、乾いたストッキングか新聞紙で拭く。
- 窓にガラスマジックリンを、1㎡あたり約6回吹き付ける。
- マイクロファイバークロスで、まっすぐコの字を書くように拭き取る。
角までしっかり拭くようにしましょう。
クロスは、面全体が窓ガラスに当たるようにして拭くのがコツです。
2度拭きがいらないのは、時短になってありがたいよね。
2階以上の窓ガラスの外側はこちら。
- クイックルワイパーにウエットタイプのシートを付け、窓を拭く。
- クイックルワイパーにマイクロファイバークロスを付け、乾拭きする。
こちらも網戸と同じように、窓の下に誰もいないのを確認してから掃除を始めましょう。
道具もすぐにそろえられるし、掃除も簡単で窓がピカピカになる。私が求めていた掃除方法はこれだよ!
また、拭き跡が残ってしまうことがあるので、窓ガラスは1枚ずつ、なるべく短時間で掃除するようにしましょう。
窓拭きの大掃除:サッシ編
最後にサッシをキレイにして終わりです。
サッシの汚れは、排気ガスと混ざったホコリがほとんどなので、比較的落としやすいといわれています。
たまに虫の死骸がはさまってるけど……。
それも含めて、簡単にサッシをキレイにする方法を説明します。
サッシ掃除に必要な道具
引用元:https://item.rakuten.co.jp/nonaka/387804/
サッシ掃除で用意する道具はこちら。
- 歯ブラシ
- 激落ちくん
- 掃除機
- ペットボトル
これだけで、こびりついた汚れも落とすことができます。
激落ちくんは、サッシの幅に切っておきましょう。
サッシ掃除の手順
サッシ掃除は、窓ガラス掃除の後に垂れてきたガラスマジックリンを使ってキレイにします。
- 歯ブラシで土ぼこりや虫の死骸をかき出しながら、掃除機で吸い取る。
- 垂れてきたガラスマジックリンを使いながら、激落ちくんで細かい汚れを落とす。
- ペットボトルに水を入れて、サッシをすすぐ。
激落ちくんって、サッシ掃除にも使えるんだね。
身近にあるもので、簡単にキレイになるのはお得ですよね。
サッシは結露などがたまってカビが生えやすいので、気になる方は最後にアルコールスプレーを吹きかけるとカンペキです。
もっと楽に窓拭きがしたいならコレ!
引用元:https://item.rakuten.co.jp/genkiseikatushop/10002263/
もう少しお金をかけてもいいから、もっと窓拭きが楽になる道具ってないかな?
そんなあなたにオススメなのが、「両面ガラスクリーナー」。
ガラスクリーナー本体に強力な磁石が入っていて、窓をはさんで外側と内側のクリーナーがくっつくという仕組みです。
窓ガラスの内側と外側を同時に拭けるので、1回の手間で済むのが嬉しいですね。
ただこのクリーナーは、2枚のガラスの間に空気層がある「ペアガラス」には使えませんので、注意してください。
また、付属品に網戸用のアタッチメントがあり、網戸の掃除もできます。
窓拭きも網戸掃除も、この両面ガラスクリーナーがあれば、簡単に終わらせることができますよ。
まとめ
窓拭きの大掃除の方法を紹介しました。
大掃除は時間との戦い。
この掃除方法なら、簡単に素早く窓拭きができます。
クイックルワイパーや激落ちくんなど、身近にあるのものを使っているのもお得ですね。
昔の遊び感覚で窓ふきをしていた私も、今や窓拭きマスターになりました。
こんなに簡単なのにキレイになるのですから、この方法で掃除をしないという選択肢は私にはありません。
あなたもこの窓掃除方法を実践して、キレイな窓から日光をたくさん取り入れて気持ちよく過ごしましょう。