ウクレレを始めた時にまずぶち当たる壁が、「どうやって弾くの?」問題。
何となく適当に弾いていれば、それっぽく弾けちゃうのが簡単な楽器代表のウクレレ。
しかし、これが大きな落とし穴。
私は3年前にウクレレを始めた当初、弾き方の本などを見るのが面倒臭かったので、適当に弾いちゃってました。
でも、練習を重ねるごとに「なんか音がうまく出ないなぁ」「このコード弾きにくい」などと問題点が浮き彫りに。
これは、弾き方の基礎を学ばなかった代償。
弾き方の基礎が大切だということを実感した私は、そこから基礎を身に付けました。
これからウクレレを始めるそこのあなた。
私のように基礎をおろそかにしないように、今回はウクレレの弾き方と大切なポイントを紹介していきます。
基礎をしっかり身に付けて、ウクレレを上達させちゃいましょう。
ウクレレの弾き方の基本4つ
ウクレレを「いざ弾くぞ!」となった時、まず何からしていいか分かりませんよね。
まず身に付けるべき基礎は以下の4ステップ。
- チューニング
- 構え方
- ストローク
- 弦の押さえ方
では、1番目のチューニングからやっていきましょう。
まずはチューニングからスタート
チューニングとは、ウクレレの4本の弦をそれぞれ決められた音に合わせることを言います。
このチューニングの音がずれていると演奏の音程もずれてしまうので、演奏前には必ずチューニングする必要があります。
チューニングは、「チューナー」というアイテムを使って行います。
このチューナーを使って1つ1つの弦を決められた音に合わせていきます。
ウクレレの弦は構えた時に上から4弦、3弦、2弦、1弦となります。
それぞれの弦が合わせる音はこちら。
- 4弦…ソ(G)
- 3弦…ド(C)
- 2弦…ミ(E)
- 1弦…ラ(A)
これさえ覚えておけば、合ってる・合ってないはチューナーが教えてくれます。
音程が分からなくてもチューナーが教えてくれるね。
構え方はしっかりと身に付けておこう
次にウクレレの構え方です。
ウクレレの構え方って聞くと、「普通に構えればいいんでしょ?」と軽く思いがちですが、実はこの構え方が重要なんです。
私は始めたばかりの頃、適当に構えてしまっていたので、「弾きにくい問題」が後に発生。
その時にはもうその適当な構え方が身についてしまっていたので、戻すのが大変でした。
ウクレレを甘く見ていた…。
その基本的な構え方がこちら。
丸い部分のサウンドホールが体の中央に来るように、胸元あたりまでウクレレを持ってきます。
そして、肘でウクレレのおしり部分を固定します。
右手の指はサウンドホールの少し上を鳴らす位置に持ってきましょう。
これは左手の支え方です。
親指で弦が張ってあるネック部分を支えます。
この時に、親指の根元にきちんとウクレレを乗せて安定させましょう。
この基本の構え方を身に付けておくときれいな音が出ますよ。
そして、少なくとも私のような失敗にはならないので一安心。
ストロークはリラックスしながら
ストロークとは、ウクレレを弾くときの右手の動きを言います。
右手と言っても親指で弾くの?人差し指で弾くの?
基本的には人差し指で弾くことをおすすめします。
親指でも良いのですが、均等な音色を出しにくいので、人差し指の方が断然弾きやすいです。
ストロークには以下の2種類のストロークがあります。
- ダウンストローク…上から下に振り下ろす
- アップストローク…下から上へかき上げる
ダウンストロークは上から下に振り下ろす方法で、ウクレレの基本の弾き方です。
弾く時は、人差し指の爪の右側を当てることを意識しましょう。
それと同時に4弦から1弦までしっかりと弾ききることが大事です。
ダウンストロークは爪で弾くんだね。
アップストロークは、ダウンストロークと逆で下から上へかき上げる弾き方。
弾く時もダウンストロークとは逆で、人差し指の腹で弦をかき上げます。
どちらのストローク方法も大切なのは、脱力して弾くということです。
力が入りすぎてしまうと、弦に指や爪が絡まってしまいます。
上手く弾こうと力まず、まずはリラックスして弾いてみましょう。
弦の押さえ方は指を立てることを意識
右手の動きが分かったところで、次は左手の弦の押さえ方です。
弦の押さえ方の前に、チェックするポイントが左手の爪。
左手の爪が長いと上手く弦を押さえることができず、残念な音になってしまいます。
なので、左手の爪は短く切っておきましょう。
弦を押さえる際は、指を立てて指の腹で弦を押さえます。
この時に、指が寝ているとしっかりと弦を押さえることができません。
まずは指を立てることを意識することが大切です。
上の写真は薬指を押さえているのですが、押さえるときは弦の真ん中ではなく、赤い線のフレットに近い位置で押さえるのがポイント。
私は、指を立てる基礎もフレット近くを押さえる基礎もができていなかったので、変な音が頻繁に出ていました。
指を立てるのがきつかったの…。
初めのうちは指を立てることがきついかもしれませんが、私のような残念な結果にならないためにしっかりと身に付けておきましょう。
3ステップでさっそく弾いてみよう
では、ウクレレの弾き方の基本がわかったところで、さっそく弾いてみましょう。
と言っても、何がどうなれば1曲弾けるのかわからないですよね。
ここからは、1曲弾けるようになるためのステップを紹介します。
まずは3つのコードを覚える
まずは、コードを覚えることが必要です。
コードとは、3つ以上の音を同時に弾いた時に鳴る音のことで、「C」、「A」などアルファベットで表記されます。
まずは、このコードの指の位置を覚える必要があります。
コードを覚えるのって難しそうなイメージ。
コードにはたくさんの種類があるので、一気に覚えるのは不可能です。
初心者がまず覚えるコードは「C」、「F」、「G7」の3つ。
この基礎コードさえ覚えてしまえば、簡単な曲はすぐに弾けちゃいますよ。
では、1つずつ指の位置を見てみましょう。
押さえる箇所は1つだけです。
1番下の弦の左から3つ目の弦=「1弦の3フレット」を薬指で押さえます。
これを最初に紹介した基本の弾き方の要領で音を鳴らすと、もう「C」の音はバッチリ。
こんな感じでどんどんコードを覚えていきます。
押さえる箇所は2つ。
「2弦の1フレット」を人差し指、「4弦の2フレット」を中指で押さえます。
押さえる箇所は3つ。
「2弦の1フレット」を人差し指、「3弦の2フレット」を中指、「1弦の2フレット」を薬指で押さえます。
最初はG7が難しいかもしれませんが、練習を重ねると慣れるので大丈夫ですよ。
まずはこの3つのコードから覚えて、徐々に覚えるコードを増やしていきましょう。
リズムを弾いてみる
コードを覚えたら、次はリズムを弾いてみましょう。
まずは、基本の4ビート(4分音符)のストローク。
4ビートはダウンストロークのみで弾きます。
引用元:https://www.j-guitar.com/ha/ukulele/uku2.html
1小節に4回ダウンストロークをするだけなので、簡単に弾けちゃいます。
基本の4分音符のリズムに慣れたら、ダウンストロークとアップストロークを混ぜた「8ビート(8分音符)」にも挑戦してみてください。
引用元:https://www.j-guitar.com/ha/ukulele/uku2.html
ストロークの動きは上の画像の通りなのですが、音の出し方が画像ではわからないので動画を見ながら練習するのがおすすめ。
これは私が練習でよく見ている動画です。
とても分かりやすいので、ぜひ活用してみてください。
動画を見ると理解度アップ。
コードを連続して弾いてみる
コードを覚えて、リズムも弾けるようになったら、次は覚えた3つのコードを連続して弾いてみましょう。
1つ1つのコードは弾けても、それを連続して弾くとなると、瞬時に指の位置を変えなければなりません。
かなりの反射神経使いそう…。
特に「G7」の指の位置を瞬時に押さえるのが初めは難しいので、ゆっくりと3コードを交互に弾いて慣れてていきましょう。
練習方法としては、「C」を4回→「F」を4回→「G7」を4回を慣れるまで繰り返していきます。
繰り返していくことで自然と指が動いてくれるようになりますよ。
私も最初はとにかく繰り返し弾いて、指に叩き込みました。
初心者におすすめの練習曲
ウクレレの弾き方が分かったら、あとはひたすら曲を練習するのみ。
ここからは、初心者におすすめの練習曲を紹介していきます。
誕生日に大活躍「ハッピーバースデー」
「ハッピーバースデー」は先ほど覚えた3つのコードで簡単に弾けちゃいます。
これが弾けたら誕生日のシーンで大活躍すること間違いなし。
ウクレレで祝えるなんてかっこいい
私も何度が友達の誕生日で弾いたことがあります。
とても喜んでくれたので、ウクレレやっててよかったと思う瞬間でした。
ウクレレと言えば「アロハ・オエ」
ハワイアンサウンドの定番「アロハ・オエ」は4つのコードで弾けるので、これもまた簡単。
ウクレレでハワイアンサウンドが弾けたらかっこいいですよね。
曲と音色がマッチしているので、ウクレレの音そのものが楽しめます。
いつかハワイでこれを弾くのが密かな夢です。(笑)
フラダンスのお姉さんとコラボしたい。
邦楽の定番曲「チェリー」
楽器を始めたら弾きたくなる曲が、スピッツのチェリー。
上記2つの曲よりは覚えるコードが増えますが、比較的簡単なコードなので練習すればすぐに弾けます。
私がウクレレを始める時に1番弾きたかったのが、スピッツのチェリーでした。
最初は4ビートで練習していたものが、今では16ビートという速いリズムで弾いています。
こうなるまでは結構練習しました。
大好きな曲を弾けるようになると楽しくて仕方ありませんよ~。
好きな曲をどんどん弾いていくのが上達の近道かもしれません。
ウクレレそのものを楽しむことが何より大切ですね。
まとめ
何となく弾いていればそれっぽく弾けちゃう簡単楽器のウクレレ。
簡単がゆえに弾き方の基礎を飛ばしがちです。
今回紹介したウクレレの弾き方の基礎を無くしてウクレレのきれいな音色は出ません。
その証に、適当に弾いていた時の音色と基礎を叩きなおした時の音色は全く違います。
身を持って経験した今、ウクレレの弾き方の基礎は初めにきちんと身に付けておくべきです。
そして何より、リラックスしてウクレレを楽しむことが大切。
弾き方や基礎のあれこれも大切だけど、1番は楽しむ気持ち。
これからウクレレの弾き方をマスターするあなたも、リラックスしてウクレレを楽しみましょう。
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