実家に住む私の妹は小さいころから掃除や片付けが苦手で、もう何年も部屋が汚いまま。
苦手過ぎて、何度か誕生日プレゼントと言うことで家族総出で掃除をしたことがあるほど。
そんな掃除が苦手な妹に、なぜ自分の部屋の掃除が出来ないか聞いてみました。
やる気が出ない
どこから手を付けて良いか分からない
掃除してもまた汚くなるから
この3つが汚部屋を維持してしまう要因だそう。
妹のために自分の部屋を大掃除できるようなコツを調べたら、意外と簡単な方法で出来ることが分かりました。
今回は、妹が自分の部屋を大掃除出来ない要因をベースにコツを紹介します。
この機会に、あなたも自分の部屋を大掃除してスッキリした部屋でくつろぎましょう!
自分の部屋の大掃除のコツは?
まず最初のコツは大掃除のスケジュールを決めること。
いざやり始めても、いつまでにどこまで掃除をするか決めておかないと中途半端な掃除になってしまいます。
ダラダラやってしまわないためにも事前にしっかりと決めておきましょう。
まずはゴールを決める
まず最初に、ここまで大掃除をするというゴールを決めてから取り組みましょう。
ゴールと言っても部屋を隅から隅まで大掃除すると言うわけではありません。
なので「クローゼットは衣替えの時期にやるからそれ以外をやる」など、自分の部屋を全部掃除しなくてもOK。
今までは無理に全部をやろうとしてたから挫けたんだね。
ゴールからスケジュールを決める
ゴールを決めたら、大掃除のスケジュールを決めます。
理想は、丸一日使って一気に終わらせたいですが、無理に1日で終わらせる必要はありません。
「今日は机回りと棚を整頓。明日はベッド」など日に分けて自分が無理なく出来るスケジュールで決めましょう。
燃えるゴミの日の前日に大掃除をすると、ゴミをすぐに捨てられるのでおススメですよ。
隙間時間に毎日少しずつでも出来そう。
大掃除に必要な道具を用意しよう
大掃除を始めても、途中でアレがない!と手を止めてしまいやる気がなくなることも。
せっかく重たい腰をあげて始めた大掃除を、道具がないということで手を止めてしまうなんてもったいない。
なので、始める前にちゃんとあるか確認をしてから始めましょう。
基本的には以下の道具があれば掃除が出来ます。
- ゴミ袋(45Lくらいの大きいもので、可燃・不燃など各種用意しておく)
- 掃除機
- 雑巾もしくはフロアワイパー(ウェットタイプ)
- ハンディワイパー
- 仕分け用の箱もしくは袋
この5つの道具さえあれば自分の部屋を大掃除できちゃいます。
特に仕分け用の入れ物は、大掃除中に本や写真など見てしまって手が止まってしまう人に必ず用意してほしい道具です。
そして更にピカピカにするためにあると良い道具は以下です。
- 重曹(皮脂汚れ、消臭)
- セスキ炭酸ソーダ(皮脂汚れ)
- クエン酸(消臭、除菌)
- アルコール除菌スプレー(除菌)
どれも100均で揃うのでこの機会に購入してみてはいかがでしょうか。
その他に、雑誌など紙類が多い人は「ひも」と「はさみ」、カーペットやソファーがある人は「コロコロ」があると掃除しやすいですよ。
汚れやほこりが気になる人は「軍手もしくは薄手のゴム手袋」と「マスク」があると安心ですね。
大掃除のモチベーションを上げよう
大掃除中はつまらなくてやる気出ませんよね。
そんな、つまらなくなってしまう大掃除を楽しくやるコツは自分のモチベーションを上げること。
いかに楽しく最後まで大掃除出来るかが、キレイの近道。
自分が楽しくできる方法を探しましょう。
好きなBGMを流す
無音でははかどらないからと言ってテレビをつけてしまうと、ついついテレビに集中してしまって手が止まってしまいます。
その点音楽は音のみなので、視覚の邪魔が入りません。
気分が上がる音楽や、自分が好きな音楽を流してカラオケ気分でノリノリで大掃除してしまいましょう。
音楽では気が散ってしまって集中できない人は、ラジオやドラマCDなんかもオススメですよ。
ノリノリでダンスしながら大掃除したらダイエットも出来そう
ご褒美を用意する
苦手なことを頑張ったあとのご褒美は格別ですよね。
ここまで大掃除をしたらコレをする、と決めてご褒美を事前に用意しておくとやる気がアップ。
ご褒美は食べ物でもいいし、ゲームでもいいし、入浴剤でも自分がテンション上がればなんでも良いんです。
ちょっと奮発して高いものを用意すると更に良いですね。
普段買うアイスよりもちょっとイイもの買っちゃおう
ゲーム感覚で大掃除する
長時間やっていると飽きてきてしまうことも。
そんな時は、大掃除をゲームにしてしまいましょう。
例えば、「5分で服を何枚畳めるか」などタイムアタックだと早く終わりますよ。
記録を更新したら休憩など、プチご褒美もあると良いですね。
ゴミをモンスターに見立てて、集めたらお菓子と言うアイテムに変えることにしよう
効率よく大掃除する4つの順番
ついに大掃除に取り掛かりますが、どこから掃除してよいか分からないですよね。
実は、効率よく掃除をするコツあります。
コツと言っても難しいことではなく、ズボラな人でも出来るような簡単なことで、しかもたったの4つの順番なのでご安心を。
では、早速見ていきましょう。
上から下の順番にしよう
掃除は一番高い位置の物からだんだん下に向かって掃除するのが基本。
なぜなら先に床から掃除してから棚の上などを掃除すると、せっかくキレイにした床にホコリが落ちてしまい二度手間になってしまうから。
なので、大げさに言えば床にホコリを落としながら掃除しても、最後に床を掃除するので気にせずガンガン掃除していきましょう。
今まで床から掃除してたよ…
いるもの・いらないものを分けよう
大掃除をしながら、「いるもの」と「いらないもの」を箱や袋に仕分けしていきましょう。
妹もそうなのですが、自分の部屋が汚くなる人の特徴として、いるものといらないものの仕分けが上手くできない人が多いです。
久しぶりに見る物や、迷ったら物は思い切って「いらないもの」にポイ!
本当に大切なものや使うものだけ残すようにして、コンパクトなお部屋にしましょう。
漫画や写真など手が止まってしまうもの用に、「あとで見る用」の入れ物を用意しておくとテキパキと出来ますよ。
床や家具の汚れ、ホコリをキレイに
いるものといらないものを分けたら結構お部屋がスッキリしたはず。
そうすると、家具や床の汚れが気になってきますよね。
雑巾などで拭きながら、持っている人は重曹やアルコール除菌スプレーでピカピカにしていきましょう。
必要なものを収納しよう
家具や床がキレイになったところで、仕分けした「いるもの」を棚などの収納ケースにしまいます。
収納する時も、適当にしまうのではなくキレイに並べてどこに何があるか分かるようにしましょう。
これで掃除は完璧!
少しでもキレイな部屋をキープするには
妹が大掃除をしない理由の一つ「掃除してもまた汚くなるから」。
これは大掃除の時に収納や配置などを工夫しておくことで、改善します。
日頃から対策をしておけば大掃除しなくても良いキレイな部屋をキープできちゃいます。
ついついためてしまう服は専用の箱に
明日畳もう…週末には…と先延ばしにして、ついついその辺にポイっと置いておいてしまう衣類。
たった1着でも畳むの面倒くさいですよね。
そんな時は専用の箱を用意しておくと良いです。
「この箱がいっぱいになったら絶対全部畳む」と決めておくと、自分の部屋の床が服で埋まってしまったと言うことがなくなります。
ですが、大きい箱だとしばらく畳むことなくシワシワになってしまうので、出来るだけ小さめの箱を用意しましょう。
本は本棚に収まる分だけ
マンガや雑誌は気づいたら山積みになってしまいますよね。
そんな時は、本棚に収まる分だけしか買わないように心がけましょう。
あふれた分は売ったり捨てたりして、常に本棚の1段分空けておくと良いでしょう。
最近では電子書籍の取り扱いが豊富なので、なるべく電子書籍で本を買うのも自分の部屋をキレイに保つ1つの手ですね。
使ったらちゃんと元の場所に戻す
当たり前のことですが、面倒くさくて机の上やベッドの周りに置きっぱなしにしてしまいますよね。
普段の生活を思い返して、机の上によく置きっぱなしにするものは最初から机の上と決めておくと楽ちん。
収納ケースに何が入っているか書いておくのも、探す手間が省けるのでやっておくと良いでしょう。
まとめ
ゴールを決めることで、掃除のスケジュールが自然と決まりサクサクと進みます。
掃除道具を揃えるついでに自分のモチベーションを上げるものも一緒に揃えると、すぐ大掃除に取り掛かれますね。
普段何も考えず適当にその辺から掃除していましたが、上から下に掃除することで掃除の手間が省けることを知り無駄な時間を過ごしてしまったな、と後悔しています。
そして一番大掃除をキレイにするコツは思い切っていらないものを捨ててしまうこと。
迷いはどんどん自分の部屋を汚くしてしまうので、思い切ってサヨナラしましょう。
ついに妹がやる気になり休日を使ってコツコツと大掃除をし始め、なんといらないものがゴミ袋2つ分。
見違えるほどスッキリして、妹の部屋の空気がキレイになった気がします。
私もご褒美のケーキを用意して自分の部屋を大掃除しちゃおうかな。