熱が有効
普通の洗濯で落としきれない汗、皮脂、ダニ。
これらを完全に落とすのに欠かせないもの、それは「熱」なのです。
ダニは水に強いものもいるのですが、熱には弱いのです。
ダニは死骸になってしまえば水溶性になり、水洗いで落とすことができます。
また、汗や皮脂汚れ、それをエサにする細菌には煮沸殺菌が有効。
でも家庭で布団を煮沸殺菌するのってなかなか難しいですよね。
そもそもそんな量のお湯なんて沸かせないし。
なので、布団はプロにおまかせするのがおすすめです。
よくある質問ですっきり解決
クリーニングでダニや汚れはどれだけ落ちるの?
布団を洗う時に気になるのが、ダニや汚れ(アレルゲン)ですよね。
ダニなんて目に見えないから本当に取れているのか不安だし。
でも安心してください。
上にあげたクリーニング店はどこもダニ除去率99%以上、アレルゲンも98%の除去率を誇ります。
また、ザブザブなら全コースに銀イオン抗菌処理が付いているので、次から汚れや臭いを防いでくれます。
天気のいい日に天日干ししてるから大丈夫じゃないの?
答えはNOです。
太陽の紫外線には殺菌効果があると言われています。
しかし、それは太陽が当たっている表面のみ。
裏面には全く効果がありません。
また、一時的に臭いが抑えられたり、中綿がふんわりしますが、汗や皮脂が洗い流されたわけではなく、またダニも太陽を避けるように裏側に移動します。
なので、天日干ししてもダニはほとんど死んでいないのです。
そして恐ろしいのは、わずかばかりの死んだダニの死骸が布団に残るということ。
布団たたきでパンパン叩けば落ちると思ってませんか。
実はそれ
逆効果。
あれはダニの死骸を布団の中に押し込んでしまっているだけなのです。
年代物で破けている布団はクリーニングに出せる?
こちらもNOです。
基本的に、破れいるものや、穴のあいているもの、臭いや汚れがひどすぎる物はクリーニングに出しても断られてしまいます。
そういう布団は寿命なので、買い換えましょう。
クリーニングで布団のカビは落とせる?
引用:https://matome.naver.jp/odai/2147325785984336901/2147360020837454703
基本的には落とせません。
ただし中綿の素材によっては、カビ汚れは落とせないものの、繁殖を防ぐことは可能な場合があります。
中綿が木綿のもの(ずっしり重たい布団)はクリーニング自体が難しいですが、化繊綿(比較的軽い布団)であれば対応してくれるかもしれません。
クリーニングに出す前に、クリーニング店に相談してみるのが確実です。
布団をクリーニングに出すと変な臭いがしそう
クリーニングに出したら変な臭いがする。
これ意外と経験している人が多いようですね。
原因として考えられるのは、ドライクリーニング。
一般的に、ドライクリーニングの場合、石油溶剤を使用します。
石油溶剤が残留洗剤となって布団に残っていると、変な臭いがするのです。
石油溶剤が肌に触れていると、火傷したように肌がただれてしまいます。
変な臭いがする場合は、必ずクレーム処理してもらいましょう。
また、変な臭いを防ぐためにはクリーニング店選びが重要。
- 合成洗剤を使用しないしももとクリーニング。
- 布団の状態を見てから洗浄方法を決めるザブザブ。
- 日本サービス大賞で優秀賞を受賞しているREAQUA。
この3店がおすすめ。
また、水洗いができる布団ならリナビスもおすすめです。
他の人の布団と一緒に洗われたくない
知らない人の布団と一緒に洗われるのって、なんか嫌ですよね。
だって、もしかなりダニが住み着いている布団と一緒に洗われたら、ダニがこっちの布団に移ってきそうだし、そうとう汗臭い布団と一緒に洗われるのも臭いが移りそうで。
「お父さんの服と一緒に洗わないで!」って言っていた、あの頃の気持ちがよみがえります。
そんな人には完全個別洗いのクリーニング店を利用しましょう。
しももとクリーニングとクリラボは完全個別洗いなので、他の人の布団と一緒に洗われることはあり得ません。
ベビー布団はクリーニングに出せる?
答えはYES。
でも、ベビー布団って小さいからクリーニングに出すと、ちょっともったいない気がしませんか。
小さいといえど、かける手間は大人と変わらないのだから、仕方ないと思いつつ、諦めきれない。
そんなあなたにおすすめなのはREAQUA。
大人用布団(羽毛)が5,500円(税抜)に対して、ベビー布団(羽毛)は3,900円(税抜)と割安。
クリーニングに出すのは衣替えでしまう時?出す時?
これ結構迷いますよね。
私のおすすめは衣替えで出した時。
使いたいときにすぐに使えないというデメリットはあるものの、クリーニングに出して戻ってきた布団のふわふわさといったら。
パンケーキに挟まれているかのよう。
引用:https://magia.tokyo/menu#sweet
1度味わったら病みつきになってしまいます。
私のおすすめは断然衣替えで出した後ですが、使いたいときにすぐ使えないのは嫌という人は、衣替えでしまう時にクリーニングに出しておいた方がいいでしょう。
コインランドリーとどっちが得?
値段を抑えられるということであれば、圧倒的にコインランドリーです。
大きさにもよりますが、コインランドリーは布団1組4,000~5,000円で洗うことができますから。
しかし、ダニなどのアレルゲンが取り入れているかどうかは疑問が残ります。
また、コインランドリーに持っていくまでもちょっと大変。
本格的な衣替えの前に1度洗っておきたいという場合は、コインランドリーがおすすめですが、コインランドリーだけで済ませてしまうのはおすすめできません。
まとめ
そのふわふわの感触と温かさで、私達を包み込んでくれる布団。
布団にくるまっている時間は天国にいるような至福の時間ですよね。
でもその布団、人間だけじゃなくてダニにとっても天国なのかも。
なぜなら、ダニはフケやアカが1gあれば300匹の食料になってしまうし、人間が過ごしやすい20~30度の室温は、ダニにとっても過ごしやすい環境。
けれど普通に洗ったり、天日干しするだけでは除去しきれません。
なので、プロにお願いしましょう。
プロの手にかかればダニの除去率は99%以上、アレルゲンとなる汚れも98%以上除去してくれます。
またクリーニングに持っていくとなると、丸めて、縛って、持っていくまでも一苦労。
しかし、クリーニングなら集荷キットを注文して、布団を詰めたら集荷に渡すだけで簡単。
ただ、ひとくちにクリーニングと言っても、ライフスタイルや同居人数によって、ぴったりのクリーニング店は違うもの。
1枚から受け付けてほしい。
家族全員分の布団を出したい。
化学薬品を使わないで洗濯してほしい。
それぞれの希望に合わせたクリーニング店を紹介しているので、自分にピッタリなクリーニング店を見つけてください。
クリーニングに出した清潔な布団で、ふわふわぬくぬく天国気分を味わいましょう。